2021年10月28日ある衝撃的なニュースが舞い込んできました。
それはFacebookの社名変更。
28日より、Facebookの社名は
「Meta」(以降メタと表記)に変更となりました。

一体なぜこのような発表になったのか、今回はそちらについての解説です。
・Facebook社の目的
・メタという名前が持っている真意
これらを知りたい方は必見です!
ザッカーバーグ氏の発表

Facebook社の突然の社名変更
それに伴い、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者は同社が28日に開催したイベントにてこのように発言しています。
「メタバースが次のフロンティアである」
「これからはフェイスブック・ファーストではなく、メタバース・ファーストで歩みを進める」と。
この発言から考えるに社名変更の意図はFacebook社がこれまで進めてきたFacebookやInstagramといったアプリケーションの運用から、新たなプラットフォームであるメタバースの運用へとシフトしていくために行われたようですね。
Facebookが次の時代への歩み始めた意志の現れということでしょうか。
メタにどんな意味が込められているか

Facebook社の意図は分かりましたが、そもそもメタやメタバースとは一体何のことなのでしょうか。
聞いたことはあっても詳しい意味までは知らないという方も多いかもしれませんので順番に解説していきます。
まずメタについて
メタとは元々ギリシア語の「meta」を由来とする言葉であり、「高次の〜」「〜を超えた」といった意味を持っています。
この意味が転じてメタフィクションなどという言葉も生まれており、これは
フィクションであることをあえて作中で表現する技法として映画やアニメなどで度々登場しています。

そのためメタと聞くとメタフィクションの意味合いだと考える人も多いかもしれませんね。
またIT業界においてメタは
「あるデータが持っている属性や関連する情報を記述したデータ」
という意味も持っています。
人間を1つのデータとして見ることでメタバースへと昇華させる。
ITの会社であるFacebook社はこういった意味も社名に含めているかもしれませんね。
メタバースとは

メタの意味を確認したところでメタバースについても見ていきましょう。
これは英語のメタとユニバースを合わせた造語であり、
SF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した作品において
仮想空間を表す意味で使われた言葉です。

長らくSFならではの設定でしかありませんでしたが、
科学の発展に伴い、VRやARといった仮想空間が実際に登場するようになったことで、それらの総称として使われるようになりました。
ザッカーバーグ氏の話の通りならば、Facebook改め、
メタ社はこの仮想空間の構築と運用に力を入れていきたいということになりますね。
これからの世界

Facebook社の方針転換に伴って、世界はどのように変わっていくのでしょうか?
TwitterやFacebook、LINEと言った従来のSNSと同じように、メタバースに誰もが簡単に使える時代が来るのだとしたら、世界は大きく変わることでしょう。
メタバースはあくまで仮想空間ですので、まるでゲーム世界のように自分の理想のアバターを作り操作ができます。
アバターはどんな見た目にもなりますし、能力も自由に決められるので、
そこには年齢も性別も国籍も関係なく誰もが平等な世界が構築されるかもしれません。
人によってはまさに理想郷のような世界になるでしょう。

しかしそんなメタバースも決して万能ではありません。
メタバースには本当はいくつもの恐ろしい面があるのですが、メタ社はそれをどの程度想定しているのでしょうか。いえ、
知っていてわざと誘導しているのでしようか?

真相はザッカーバーグのみが知っている。
といったところでしょうか
とまぁ冗談はこれくらいにして、
次回は具体的にメタバースにはどのようなデメリットがあるのかについてお話致します。
今回の件に興味が湧いた方はぜひ次回の記事も読んでみてください!
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