AI統治社会の実現!?日本政府公表ムーンショット目標について前編

都市伝説

2020年、コロナ禍の裏で日本政府が発表したとんでもない目標を皆さんご存じでしょうか?
それは「ムーンショット目標」という人類が持続可能な繁栄を手にするための新たな社会を作り出す上で克服すべき課題と、その課題を何年までに克服するかという具体的なプランを示したロードマップが記された計画です。
持続可能な繁栄という意味では最近よく話題に上がる「SDGs」などに通ずる部分もありますが、「ムーンショット目標」で示されているのは、もし達成すれば社会が180度変わりかねないとんでもない目標なのです。
今回はそんな「ムーンショット計画」についてほかの陰謀論や都市伝説なども交えながら、解説していきたいと思います。
目標全てを一気に解説すると長くなりすぎてしまうので、前後編でお届けいたします。
今回はムーンショット目標の全貌と7つの目標のうち3つをご紹介いたします。

ムーンショット誕生の経緯

まず初めにムーンショット目標について詳しく解説いたします。
ムーンショット計画は前述の通り、日本の持続可能な繁栄を目的として、そのために克服すべき課題をいつまでにどのように達成させるかということが記された目標となっており、今のところ以下の7つが掲げられています。

出典:ムーンショット型研究開発制度の概要 -内閣府                                         

一番最初からSF全開なことが書かれていますが、ひとまずはなぜこの目標が掲げられることになったのか、その経緯からお話していきたいと思います。
この目標が誕生したのは少子高齢化や地球温暖化といった、日本ひいては全世界が直面している社会問題や環境問題を解決させ、これからも人類が繁栄していくには今のライフスタイルを続けていくのではなく、AIや機械産業をさらに発展させ機械の力を借りることでそれを実現させていく必要があると政府が判断したためです。
そのために仮想現実と現実世界の融合や、人間とAIの融合などあらゆる分野で機械との融合を目的としてこの目標が建てられているというわけです。
アメリカのアポロ計画における月面着陸プロジェクトに由来する「ムーンショット」という名前がついているだけに、一見不可能に見えるほど果てしない目標ではありますね。
以下からその目標を1つずつ見ていきましょう。

身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

さて1つ目の目標がこちら。
これだけ聞いてもどういうことかわからないですよね、簡単に言うと機械のアバターを複数作り1人の人間が操作することによって様々なタスクを一気にこなせるようにしよう、という目標です。
高齢者や子供、障がいを持った人など、他の人と比べてこなせることに多い少ないがあっては平等な社会とは言えません。
また少子高齢化が進むにつれて社会の生産性が落ちてしまうこともまた、予想されている危機の1つです。
これらの問題を同時に解決させるには人間自身が動くのではなく機械のアバターを作り人が操作することによって人と人との能力の差を埋めつつ、必要な労働力を確保すればよいというわけです。
そうすれば人は家にいながらでもどんな仕事もこなせるし、大人も子供も関係なく、平等な社会が実現できるというようになるのだと。
昨今のテレワークの推進、その背景にはもしかしたらこの社会の実現に向けた準備という意味も含まれているのかもしれませんね。

超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現

2つ目の目標はぱっと見でもわかりやすいですね。
人体の微妙な差異から疾患等の発見や予防を可能にしようという目標で、これに関しては誰が聞いても素晴らしいと思うはずです。
人体のメカニズムをすべて把握してしまえば、あらゆる病気の兆候を感じ取り発症前に治療や予防をすることができるだけでなく、たとえ病気になったとしてもそれを発症前の状態に引き戻すことができるのではないかというわけです。
人体のメカニズムの解明がこういった医療だけに使われるのであれば全く問題ありませんが、思考の支配や逆にウィルス兵器などに悪用されてしまったとしたら・・・
一部の有権者だけが世界のすべてを統治する、ニューワールドオーダーにも繋がってくるようでなんとも不穏に聞こえてしまうのは私だけでしょうか。

AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

3つ目の目標がこちら、これも分かりやすいですね。

AIが自ら考え行動するようになれば、人間に変わる労働力として十全に機能するようになるはずだからです。
一時期話題となっていた「ベーシックインカム制度」なども人間に代わってAIが労働を行うようになれば実現可能な未来も見えてきますよね。
しかし学習しすぎたAIの危険性については以前の記事でもお伝えしましたね。
実際にマイクロソフトなどの一流IT企業がチャレンジし危険を感じているAIのさらなる発展
これを過信し推し進めることが本当に人類の継続的な繁栄につながっていくのでしょうか。
AIと人類が争う日ももしかしたらそう遠くないのかもしれません。

最後に

さて今回は「ムーンショット目標」の前編として、その概要と具体的に挙げられている目標の半分を紹介致しました。
コロナウィルスが引き金となり、少しずつ世界が変わりつつあるのは皆さん肌で感じていることと思います。
しかしこのような目標が掲げられている以上、目指している変化は今までの比ではありません、世界はこれからどのような方向に向かっていくのでしょうか?
次回はムーンショット目標の後半と今後の世界についての考察をしてみたいと思います。
よかったら楽しみにしておいてください!

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