先日のニュースで発表されたオリンピックによる経済損失。
回収しきれない損失がおよそ3兆3000億円以上発生する見通しであると発表され大きな話題を呼んでいますね。

それに加えて日に日に伸びていく国内感染者の数。
やればやるほど悪いイメージが大きくなっていっているというのが今回のオリンピックですね。
国民を危険にさらすだけでなく、大きすぎる経済損失を生むオリンピックをこのタイミングでやる必要があったのか。
今回はそんなオリンピックが強行された背景を都市伝説的視点でご紹介致します。
オリンピックに疑問を感じている方は必見です!
IOCによる圧力

IOC、国際オリンピック委員会が日本に対してかけてくる大きな圧力。
これが今回のオリンピックが中止できなかった一番の理由だと考えられます。
オリンピック委員会がかけてくる圧力とはどんなものなのか?
多くの方が考えているのは
「日本でオリンピックが二度と開催できなくなる」
こういったことだと思います。
日本で二度とオリンピックができなくなるのは確かに困るかもしれません。

しかしそれが様々なものを犠牲にしてまでオリンピックを強行した理由になり得るのか、少し疑問に思いませんか。
実はこれあくまで表層上の問題にすぎません。
日本がオリンピックを強行している本当の理由。それは
日本発祥の競技の存命に関わる
というものなのです。
IOCが持っている権力

「オリンピックをやらないと日本発祥競技が無くなるの?」
「ちょっと意味が分からない」
と疑問を持つ人も多いと思うので、ここからそれについて解説していきますね。
IOCは本来的な役割こそオリンピックの運営に携わる委員会ですが、実際はスポーツにおいて国際的に圧倒的権力を持った組織であり、今となっては
あらゆるスポーツを牛耳る組織
となっているのです。

そしてこの権力は我々の想像を超えたものであり、
スポーツにおいて例え国家であってもIOCの意向を無視した行動をとることができなくなっています。
なぜならIOCはあらゆるスポーツの国際大会開催の決定権も有しており、
もしIOCを除名されてしまうと、
国内であらゆるスポーツの国際大会を開けなくなってしまうからです。

東京オリンピック開催直前に韓国が参加をボイコットするのではないか、
という噂が流れていましたが、結局韓国は参加を決めましたよね。
あの背景にも実はこの事情が関係しており、もし韓国がIOCの意向を無視して参加をボイコットしたならば、
韓国であらゆるスポーツの国際大会が開催されなくなる可能性もあったため、そもそも韓国はボイコットすることなどできなかったのです。
日本が置かれていた状況

では最後に国内でスポーツの国際大会が開催できなくなるとどうなるのかをお話致します。
これは考えてみれば簡単で、
国際的に有名になったその国のスポーツが一気に廃れる可能性があるのです。
日本には剣道や柔道、相撲など世界に誇る素晴らしいスポーツがたくさんありますが、それらのスポーツ人口の多くは国内に集中していますよね?
日本で生まれた競技なのですから、日本人の人口が多いのは当然です。
そのためこれらのスポーツをさらに発展させていくためには、大きな国際大会などを開催し、世界で人口を増やしていく必要があります。
ではその国際大会をどこで行うのか、普通に考えれば発祥地で行うのが普通であり、この場合は日本でしょう。
しかし日本で国際大会を行うためには日本がIOCに加盟していることが条件であり、もし日本が今回の件でIOCと対立し、除名されるようなことになっていたならば、
国際大会の開催権をすべて剥奪されていたのです。

発祥地が主体となって動けない以上、そのスポーツは衰退していく未来しかなく、
日本発祥のスポーツがこれ以上の発展を遂げる可能性は潰えてしまいます。
こういった理由もあり日本のスポーツを守るために、日本はIOCの意向には逆らうことができなかったのです。
オリンピックを行うか注視するかの決定権は最初から日本にはなかったという訳ですね。
最後に

さて今回は日本がオリンピックを強行した理由に関する都市伝説をお話してみましたが、どうでしたか?
これらはあくまで噂であり、IOCが本当に圧力をかけていたかどうかは分かりません。
しかしスポーツにおいて圧倒的な権力をIOCが持っているのは事実であり、これらを考慮することで今回の件を説明できることもまた事実です。
さて日本がこんな情勢下でオリンピックを強行したのはなぜなのか、
皆さんはどのように感じましたか?
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