さて、今年も残すところあと2日。
オリンピックや未曾有のパンデミック、緊急事態宣言など波瀾万丈の1年でしたが、終わってみればなんだかあっという間でしたね。
皆さんにとって今年はどんな1年でしたか?
記憶に残っている出来事は何でしょうか?
色々ありすぎてすぐには思い出せない!

という方もいるかもしれませんので、
思い出すきっかけになるように、今年の大きなニュースを振り返ってみましょうか。
というわけで今回は読売新聞が行ったアンケート結果に基づく、
2021年の世界で起きた大きなニュースベスト5をご紹介致します!
それでは早速行きましょう!
5位.タリバンによるアフガン掌握

日本ではあまり大きく報じられませんでしたが、8月15日アフガニスタンのイスラム主義の勢力であるタリバンが、首都カブールを武力制圧し、アフガニスタンの全土掌握を宣言するという事件が起きました。
これにより現大統領は国外退避を余儀なくされ、事実上の政権崩壊となりました。
タリバンは過去にも政権を握っていた過去がありますが、女性教育の禁止や、国民の公開処刑などを行った過去がある過激な集団であることから、テロの温床になるのではないかという懸念が強まっています。
こういった背景からアメリカや日本といった多くの国家がタリバンの政権掌握を認めておらず、今後も緊張が続く模様です。
4位.ミャンマー国軍による国内クーデター

2月1日にミャンマーにて、国軍がクーデターを強行。
政権トップであるアウン・サン・スー・チー氏の率いる
与党・国民民主連盟の幹部を拘束するという事件がおきました。
この背景には、与党・国民民主連盟が圧倒的勝利を収めた2020年11月の総選挙があり、国軍は選挙に不正があったと主張しているのです。

そのため選挙結果を受け入れず政権交代に伴う国軍の影響力低下を恐れ、今回のクーデターに至ったと考えられています。
ミャンマー国内ではクーデターに抗議する国民のデモが続いており、クーデターによる死者は既に1000人以上となっています。
3位.コロナの感染者数2億人超え

8月4日に米国のジョンズ・ホプキンス大学が
世界の新型コロナウイルスの累計感染者数が2億人を突破したことを発表しました。
今年の1月時点では1億人だったものが、わずか半年ほどで感染者が倍増したことから、
このニュースは大きな話題を呼びました。

感染者数を引き上げる要因となったのは、やはり強力な感染力を持つ「デルタ株」の登場でしょう。
デルタ株にの登場によって、入院患者の急増し医療現場の 逼ひっ迫ぱく も各国で相次ぐことになりました。
「ウィズコロナ」路線で社会正常化に向けて規制緩和を図った国も、飲食店の規制やマスク着用の義務化などを強化せざるを得なくなり、再びコロナの猛威向き合うことになってしまいました。
2位.オミクロン株の発生

11月26日WHOは新型コロナウイルスの新たな変異株が南アフリカで検出されたことを受け、その変異種を「オミクロン株」と命名しました。
この株の全貌は未だ明らかになってはいませんが、非常に高い感染力を持っているという懸念から、デルタ株と同じく最も警戒すべき変異種であると指定されました。
それを受けて各国は厳しい入国制限などを設けて、水際対策に力を入れましたが、
その努力も実らず世界中で急速な拡大を見せています。

オミクロン株は多数の変異種の要素を持っており、将来的にワクチンが効かなくなる可能性を秘めています。
そういったこともあり、現在の重症者の報告は少ないものの未だ予断を許さない状況です。
1位.ジョー・バイデン大統領就任

1月20日、民主党のジョー・バイデン前副大統領が第46代大統領に就任しました。
バイデン氏は就任演説で「私はすべての米国民の大統領になる」と語り、アメリカ国民の協調に力を入れていくと表明しました。
これは恐らく共和党のドナルド・トランプ大統領時代にアメリカの分断が激しさを増したことに起因する発言だと考えられています。
しかし、依然としてトランプ氏を支持している派閥も多く、国内の分断はむしろ激化。

修復はまだまだできていない状況です。
現在は中国を唯一の競争相手であると位置づけ、対中国包囲網を作り上げるなど過激な一面も見せています。
間違いなく今後の世界の行く末を担う重要人物の一人と言えますね。
最後に

さて今回は世界のニュースベスト5をご紹介しましたがどうでしたか?
世界のニュースということもあり、日本人には馴染みの薄い記事もありましたね。
では日本国内での5大ニュースはどういったものになるのでしょう?
次の記事でご紹介致しますので、お楽しみに!
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