昨日の記事ではギリシャ神話に出てくる残念な怪物達をご紹介しましたね。
華々しいギリシャ神話の裏に隠れたどこか不憫で可哀想な怪物達。
彼らに目を向けて見るとまた違ったギリシャ神話の世界を楽し無事ができましたね。
とはいえギリシャ神話は神々の物語であり、やはり主役になるのは偉大なる神々達。
今回はギリシャ神話に登場する、最強に近い能力を持った神々をご紹介致します!
ゼウス

全知全能の神
という代名詞を持っているのが、ギリシャ神話の最高神ゼウス。
ギリシャ神話の中でも中核を担う存在です。
ゼウスは宇宙や天候を支配する天空神であり、人類と神々双方の秩序守り同時に支配する神の王様です。
最高神というだけあって、ゼウスの力は絶大であり、宇宙を破壊できるほど強力な雷を操り、多神教のギリシャ神話の中でも唯一神のように扱われる特別な神です。

そんな圧倒的な力を持つゼウスですが、以外にも彼は人間くさい一面を持っています。
彼は神であると同時に無類の女好きであり、妻の目を盗んで度々不倫に走るという、どうしようもない一面があるのです。
例え神であっても、自分の欲望には勝てないんですね。
ポセイドン

ゼウス・エナリオス(海のゼウス)と呼ばれるほどの圧倒的な強さを誇るのが、ポセイドンです。
海神の名を冠するだけあって、世界の海全てを支配し、全大陸すらポセイドンのによって支えられていると言われています。
彼が怒り狂うと、強大な地震を引き起こして世界を激しく揺さぶり、世界を滅亡の危機に陥れるほどです。

さらに彼の最大の武トリアイナは大海と大陸を自在に支配する力を持っており、これを用いれば、容易に嵐や津波を引き起こし、大陸をも沈ませ、万物を木端微塵に砕いてしまうのです。
ポセイドンは立場上、ゼウスより格下であるため、ゼウスの意向に背くことはありませんが、本気でゼウスと戦った場合どちらが勝つかはわからないかもしれません。
ハデス

ポセイドンと同じく、ゼウス・クトニオス(地下のゼウス)という別名を持っているのが冥界の王、ハデスです。
冥界の王というとオリュンポスの神々の中でも特に異質な響きですが、彼は
普段は冥界におりオリュンポスに来ることはないため、オリュンポス十二神には入らないとされる場合がほとんどです。
さてそんなハデスですが、彼自身も強い力を持っているのはさることながら、
冥界の番犬ケルベロスやオルトロスを従えていることや、

被ることで自分を見えなくさせる兜などを有しており、
総合力として彼は非常に強力な神となっています。
タルタロス

最後に紹介するのはタルタロス
彼は奈落の神と呼ばれており、奈落そのものであるとされています。
奈落そのものってどういうこと?
と疑問に思った方もいると思います。
これは本当にそのままの意味で、タルタロスは自分が存在する場所を奈落にし、敵対した相手をその奈落にし幽閉してしまうという恐ろしい能力を持っているのです。

幽閉された対象は能力を使うことが出来なくなるため、どんな強力な力を持った神であっても、タルタロスの前では無力となってしまうのです。
この恐ろしい能力故に最高神ゼウスを始め、オリュンポス十二神全員が恐怖の対象として見ていたとされており、ギリシャ神話の中でもイレギュラーな強さを持っています。
相手を無力化させる神、ライトノベルのチート能力のようですね。
最後に

さて今回はギリシャ神話に登場する最強の神をご紹介しましたが、どうでしたか?
彼らの能力は現在のファンタジー作品にも度々登場するものであり、現在も通じる練に練られた設定であることが分かりますね。
今回はギリシャ神話の神々をご紹介しましたが、これ以外にも様々な神話で、最強の神が存在しています。
他の神話の神についてはまたの機会にご紹介いたしますね。
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