陰謀論が信じられている理由3選

都市伝説

陰謀論

ある問題や出来事に対して、その原因に発表されていない裏の理由や、暗躍している組織などが存在しているとして、それらに何らかの陰謀が結びついていると考える説のことです。

その多くは都市伝説として扱われがちですが、中には陰謀論の1つに過ぎないのに、多くの人が信じているものもあります。

例えばコロナは中国が生み出した生物兵器であるとする説や、前回の大統領選で票操作が行われたとする説などは真相が不明ですが、今でも多くの人が信じていますね。

特にこの2つの説はアメリカ人の半数以上が信じているというから驚きです。

一体なぜ証拠がないはずの陰謀論がここまで浸透し信じられているのか。

今回は人々が陰謀論を信じる理由をご紹介していきたいと思います!

原因を他者に求める心理

1つ目に挙げられる理由として、起きている不都合、理不尽な事象の責任を他者に求めようとする心理が働いていることがあります。

今回のコロナウィルスの一件はまさにそれを色濃く現していますよね。

蔓延した驚異のウィルスにより、世界中の人が当たり前の生活を失い、多くの制約を受けることになりました。

これにより様々な理不尽な目にあっている人はとても多いと思います。

そんな理不尽な目に遭うなら相応の納得できる理由が欲しいですよね。

それにも関わらずその原因たるコロナウィルスは、

他と同じく自然発生したただのウィルス。

それ以上でもそれ以下でもない。

これだと自分の気持ちに折り合いがつかない人も多いのです。

だからこそ発生源である中国に目をつけ、彼らが開発した新種の兵器である。

という具合に特別感をつけ、納得している人が多いのです。

新兵器の驚異に世界中で立ち向かっている、

これならまだ納得ができますからね。

…まぁ今回に関しては不穏な証拠も多く陰謀論で片付けられない部分もありますが。

事実も含まれているから

理由2つ目は陰謀論として語った方が盛り上がるからです。

こんな話をご存知でしょうか?

パンは実はとても危険な食べ物なんです。

なぜなら

・犯罪者の98%がパンを口にしたことがある

・朝食にパンを食べた子供の半数がテストで平均点以下の点数しか取れない

・欧米の暴力事件の70%以上がパンを口にして3日以内に起きている

こういったことが明らかになっているから、パンは絶対食べないようにしましょう。

…まぁ色々書きましたがこれってよく見れば当たり前のことしか書いていませんよね?

仮にこれがパンでなくご飯でも大体同じことが言えると思います。

陰謀論もこれと同じで、話を面白おかしくするために言い方を工夫して、なんでもないようなことをそれっぽく見せているだけの物がほとんどです。

陰謀論も結局は都市伝説の類いなので、事実を追い求めるよりも、いかにそれっぽく、面白く語るかの方が重視されますからね。

とは言え別に嘘は書かれていないので、真に受ける人だとこういった話を信じてしまうこともあるでしょう。

事実を脚色して言い回しを工夫して伝えている、だから陰謀論は信じられやすいのです。

理解して安心したい心理

最後の理由は

なんでもいいから理由をつけることで安心したい

という心理が働くためです。

コロナの一件や異常にも見える日本のオリンピック推進など

人は物事の原因が分からないままだと、ただただ奇妙で人は不安になってしまいます。

その不安を取り除くためには、漠然とでも納得できる理由が必要であり、

陰謀論はそうした漠然と納得できる理由付けにはもってこいなのです。

真偽や根拠はともかく、陰謀論にはどこか説得力があるものが多いですからね。

そうして一度信じてしまえば、そうとしか思えなくなるのが人間の性であり、

その原因を理解した気になることで不安は取り払われ、安心できるようになるわけです。

不安な物事を理解した気持ちになれる。

そうした安心感があるため陰謀論を信じる人は多いという訳ですね。

最後に

さて今回は陰謀論が信じられている理由についてお話してみましたが、どうでしたでしょうか?

陰謀論は何かと便利であるために様々な理由で信じられているわけですが、

実際陰謀論を信じている人にはどんな特徴があるのでしょうか?

という訳で次回は陰謀論を信じやすい人の特徴をご紹介致します。

あなたは当てはまるでしょうか?

お楽しみに!

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