【鑑賞注意】精神に異常をきたすと言われている映画3選

スピリチュアル

2ヶ月ほど更新できておらず申し訳ございません!

本業が異常に忙しく、ブログに専念する時間が取れなかったという理由で更新が止まってしまっておりました。

本日から徐々に再開したいと思いますので、何卒宜しくお願いします!

さて再開一回目の記事は

【精神に異常をきたす映画】について

世の中には観るだけで精神に異常をきたすと言われている曰く付きの映画が存在しているのをご存知でしょうか?

もちろん世に出ている映画のほとんどは厳しい審査を受けて公開を許可された作品がほとんどであり、そういった世に出た作品が精神に異常をきたすなどあり得ないと思う方も多いかもしれません。

しかし映像作品が持つメッセージ性や訴求力は時として作り手の想像をはるかに上回ることがあり、見た人の精神に良かれ悪かれ多大な影響を与えることも少なくないのです。

今回はそういった強すぎる訴求力がゆえに視聴者の心に異常をきたす可能性があると言われている、強烈な映画を3作品ほどご紹介致します。

ジョーカー

映画『ジョーカー』本予告【HD】2019年10月4日(金)公開

近年世界を騒がせた問題作として知っている方が多いであろう「ジョーカー」

この作品は観た人の犯罪衝動を駆り立たせる作品であるとして世界各国で放送禁止作品として指定されています。

日本においても地上波での放送が禁止されることになっているというから、いかに本作が危険視されているかがうかがえますね。

そんな話を聞くと危険極まりない映画に聞こえるかもしれませんが、実はこの作品、万人の精神に異常をきたすような作りではありません。

例えば自己肯定感が高く、日常に幸せを感じている人が見た場合、ただの奇人が犯罪者に目覚めるだけの作品にしか見えないでしょう。

しかし自分を社会的弱者であると認識し、社会に不満を持った人が見た場合、

弱者は何をしても許される、社会に反逆することは正義である

こういった歪んだメッセージが現れる仕組みとなっており、弱者が凶行に及ぶ免罪符になり得る作品なのです。

実際この作品に影響され凶行に及んだ人が多いことからもこの作品がいかに人々の精神に強い影響を与えるかがうかがえますね。

時計仕掛けのオレンジ

時計じかけのオレンジ・日本版予告

賛否両論の名作として名高い「時計仕掛けのオレンジ」

本作もまた観た人の精神に異常をきたす可能性があるとささやかれています。

その裏付けとして、本作の影響を受けたことで、イギリスで殺人事件が起きたこともあり、その後イギリスにおいて25年以上も放送が封印されてきたという背景を持った作品なのです。

ではどのような異常をきたすのかという話ですが、本作はジョーカーと同じく犯罪を助長する側面をもった作品であり、

健全な若者を違法行為に走らせる危険性を孕んでいます。

作品自体はこの世から犯罪をなくすための技術である「ルドヴィコ療法」が登場するなど、犯罪を悪であると定義している本作がなぜ犯罪を助長すると言われているのか、

理由は明確で犯罪描写をまるでかっこいいものであるかのように演出していること、善人になった主人公が悲惨な目に遭い、

結局悪人の方が正しいのではないか、

ともとれるようなラストとなっているからです。

こうした描写があるため善悪の区別がつかない少年少女が本作を見た場合、その後の人生に大きな影響を与える可能性がある作品と言えるのです。

『es「エス」』

最後に紹介するのは2001年公開の映画『es「エス」』です。

こちらは人間の恐ろしすぎる習性を描いた作品であり、観た人を人間不信に貶める可能性がある作品であると言われています。

この作品は役割を与えられた人間が次第に狂っていくという、実際に行われたとある実験をモチーフに作られています。

これだけ聞いて勘の優れた方はモチーフの実験が分かったかもしれません。

その実験とは本ブログでも扱った悪魔の実験

「スタンフォード監獄実験」です。

スタンフォード監獄実験とは被験者を囚人と看守にわけそれぞれになりきって生活をさせたところ、

経過とともに囚人はどんどん卑屈になり、反対に看守は傲慢で攻撃的な性格に変貌し、囚人に懲罰や暴力を与えて楽しむような残虐性を持ってしまうという衝撃的な結果を招いた凶悪な実験であり、

人間は役割によって性格まで決まってしまうという、残酷な現実を浮き彫りにさせたことで知られています。

そんな実験をテーマに制作されたという背景もあり、人間の残酷な一面を浮き彫りにさせた本作は人の恐ろしさを強烈に刻み付ける作品として恐れられているのです。

最後に

さて今回は観た人の精神に影響を与える映画についてご紹介しましたがどうでしたか?

今回ご紹介した映画はその気になれば日本でも簡単に視聴することが可能です。

しかし名作であるがゆえに、強すぎるメッセージ性を秘めた作品であるので、視聴の際は

くれぐれもご注意ください。

また陰鬱な気分の時に見ると、精神に悪影響を与える可能性も否定できませんので、心身ともに健康な状態での視聴をお勧め致します。

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