自分に騙されないために!知っておくべき人間の4つの心理トリックとその対策について

ビジネス

皆さん普段買い物をする時どんな事を意識して買いますか?

そうですね、例えば少し高い買い物で、家電とかだとどうでしょう?

家電は一度買うと数年は使うので、よく調べて慎重に買う方が多いと思います。

では、調べる基準はどうでしょうか。

デザイン?価格?メーカー?機能?

色々あると思いますし、人それぞれでいいと思います!

ですが、1つだけ。

それって本当にあなたがいいと思うものですか??

他人の意見やマーケティング、ネットの記事とかに騙されていませんか?

資本主義社会ではお金が全て。

社会はあの手この手であなたのお金を使わせようと心理的に働きかけてします。

それを鵜呑みにして買うようになると、いつの間にかそれが出しいことだと自分で自分を騙すようになってしまいます。

あなた自身が納得しているように思えても、実はこうした心理トリックに騙されているだけかもしれません!

今回は誰もが引っかかりやすい心理トリックを4つほどご紹介致します。

返報性理論

GIVE and TAKE

実に美しい言葉ですね!

でもこれって言い換えれば、

「何かをされたら何かを返さないといけない」

ということになりません?

お返しの精神は美徳であり、もらってばかりの人は心が卑しい

そういう考えが浸透しすぎたせいで人間は無意識に何かをされるとお礼をしたくなる心理が働くのです。

それが返報性理論

というものです。

スーパーの試食やアパレルショップの必ず声をかけてくる店員さんなんかはこの理論を期待して

サービス=GIVE

これを提供するわけです。

良い商品だから買うではなく、お礼のために買うという方向に持っていったほうがセールスも楽ですからね。

この理論に惑わされないためには

それはそれ!これはこれ!

の精神を忘れないようにしましょう!

あなたの大切なお金を、押し付けられた親切を返すために使う必要はありません!

射幸心

射幸心を煽る

という言葉でよく使われますね。

人は何かを得ることで人よりも幸せであると実感したい。

こういう感情のことを射幸心といいます。

分かりやすいのはソシャゲのガチャなどでしょうか?

明確に希少価値を設けてそれを得るためにお金を使わせる

そのキャラクターを持っている。

ただそれだけで周りのユーザーから時に羨望の眼差しで見られ、時に嫉妬され、彼らより優位にたった気分になれるわけです。

ガチャはお金を積めば比較的簡単にこの感情を満足させることができるので、気がつくと重課金者になっている人も多いのですね。

この理論に惑わされないためには

それがどのくらいの期間生活を豊かにしてくれるかを考えましょう!

射幸心を満たされてもそれが一瞬で終わるものなら、また次を探してお金を使ってしまいます。

自分にとってこの先も大切だと思えるなら、それにお金を使うという判断をしていきましょう!

競争心

人は誰かから勝ち取るためにお金を使う生き物です。

そのよい例がオークション

誰かとの競り合いが始まると、仮に予算を決めていたとしても

ここで買えなきゃ手に入らないかも

この商品はいずれ高騰するかもしれない

などと理由をつけて予算以上のお金を出してしまったりするものです。

これはそれらしい理由をつけていても、結局はそれを勝ち取りたいがためにお金を積んでいるだけの行為なんですね。

狙っていた商品を誰かにとられる

このストレスを味わいたくないために人は本来の価値以上のお金をその商品に払ってしまうことがあるのです。

この理論に惑わされないためには

商品の相場を調べるようにしましょう!

その商品でなくても類似品がもっと安く買えたりすることは多々あります。

その商品あるいは類似品は大体いくらが適正価格なのか、これを知っていればいかに途端に高額で競り合うのは馬鹿らしくなりますよ。

希少性の心理

期間限定!数量限定!早い者勝ち!

世の中こういう言葉が溢れかえっていますよね。

理由は人が希なものに価値を感じるため。

これは射幸心の話とも繋がってきますが、希少なものを買えばそれだけで満足感やお得感を感じることができます。

だから人は物事を限定するような言い回しに無意識に反応してしまうんです。

そして仮に自分が欲しくない物でも、希少価値があるからというだけの理由で衝動買いしてしまうことも珍しくはありません。

この理論に惑わされないためには

リセールバリューを意識しましょう!

リセールバリューとはその商品を売る場合の値段です。

商品を購入し何か月、あるいはその商品を手放すと決めた時、その商品はいくらで売れそうなのか。

希少なもので、なおかつ需要の高いものならば数年後で中古になっても商品の価値はある程度担保されるものです。

逆に希少性があっても需要がなければそれは無価値同然。

希少なだけではダメなんです。

最後に

さて今回は陥りやすい心理トリックをご紹介してみましたがどうでしたでしょうか?

これらの怖いところは、仮に陥ってもなかなかそれに気づけないこと。

自分は納得しているつもりなので、自分が自分を騙しているような状態になってしまうのです。

そうした形で損をしないためにも、世間にはこうした心理トリックが溢れているということは常に意識しておいた方が良いですね。

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