前回ネット上にある検索してはいけないサイトをご紹介しました。
その中で紹介したサイトは全てサーフェスウェブ上に存在しているため、安全面は保証されているというお話をさせていただきましたね、本当に危険なサイトは別で存在しているのだと。
今回はその本当に危険なサイト「ダークウェブ」についてご紹介致します。
アングラな世界がお好きな方はぜひ最後まで読んでみてください!
ダークウェブとは?

まず最初に今回のテーマである、ダークウェブについてご説明いたします。
ダークウェブとはネットの最深部に位置するウェブのことを示しています。
ネットの世界は大きく「サーフェスウェブ」・「ディープウェブ」・「ダークウェブ」の3つのウェブに分かれていると言われています。
この3つはよく氷山の画像にたとえられてこのように表現されています。

これらの位置関係について1つずつご紹介していきましょう。
サーフェスウェブは普段我々が使っているウェブサイトのことで、検索エンジンから検索することでだれでも閲覧することができるものです。
このまかログも誰でも見ることができるサイトのためサーフェスウェブに位置していると言えますね。
氷山で言うところの表面(サーフェス)から見えている部分ということですね。
次にディープウェブ。
こちらは検索エンジンからたどり着くことはできますが、IDやパスワード等を入力しなければたどり着くことができないプライバシーが保たれているウェブのことを指します。
例えばメールの内容や、Twitter・Instagramなどの管理画面がこれにあたりますね。
ディープウェブがあることで開かれたネット社会の中でも我々のプライバシーが保護されているというわけです。
氷山で表すところでは中心部分、海上からは見えはしないものの、海上のすぐ下にある氷を示しています。
そして最後がダークウェブ。
これは我々が使っているような通常の検索エンジンではたどり着くことができないとされている非常に特殊なウェブのことを指しています。
一般人の目には触れることがないようなもののため、詳細は明らかになっていませんが通販や、特殊な仕事の依頼ができるようなサイトが存在していると噂されています。
氷山では光の当たらない最深部に位置しているのがこのダークウェブですね。
ダークウェブでできること

3つのウェブをご説明したところで、ここからはその最深部、ダークウェブについてもう少し詳しく説明していきたいと思います。
特殊な手段を用いてダークウェブにアクセスすることができた場合、どんなことができるのでしょうか?
できることとしては先述の通り、通販や仕事依頼、動画サービスの利用などが可能なようです。
しかし、そうはいってもこれらは我々が普段から利用しているAmazon、クラウド、YouTubeなどのサービスとは大きく異なり、それらの中でも法律に触れてしまう物や、倫理的に人目に触れることができないものが取り扱われているケースが多いようです。
具体的には違法薬物や兵器の密売、ヒットマンの依頼、拷問など非人道的な行為を収めた動画の閲覧などです。
これらを取り扱っているとしたら確かに表向きのサービスでは閲覧できないことは納得ですね。
またそういったものを取り扱っているという理由からセキュリティシステムも凄まじく、ひとたびアクセスに成功してしまうと、その人物を徹底的に調べ上げ、情報を口外しないよう口封じをしてくるケースもあるのだとか。
いずれにせよ一般人が立ち入ってよい場所ではないことは確かですね。
ダークウェブから流出したとされる動画

さてここでダークウェブにて公開されていたものが流出したとされる一本の動画についてご紹介しましょう。
それがこちら「Blank Room Soup」。
内容としては男性がスープを食している様子を怪しげな着ぐるみ2体が見つめているというだけのもの。
確かに奇妙な映像ではありますが、ダークウェブでしか閲覧できないような過激な動画かと言われると疑問が残ります。
一説によるとスープの中身が男性の妻、あるいは母親の肉なのではないかとする説や、男性が処刑前に最後の食事をとらされているのではないか、とする説がありますが真相は定かではありません。
もし真相が明らかにされる日が来たとしたら、この動画を見る目が大きく変わるかもしれませんね。
最後に

今回は本当にアクセスしてはいけないサイト「ダークウェブ」についてご紹介してみましたがどうでしたでしょうか。
あくまで都市伝説の内容であり、普通に生きていく限りではたどり着く可能性は皆無に等しいため警戒するようなサイトではありませんが、このようなサイトの可能性については知識として知っておいて損はないかもしれませんね。
そして今回ご紹介した「ディープウェブ」と「サーフェスウェブ」の違いに関しても理解しておくことでネットリテラシーを高めることができると思います。
ダークウェブほどではないにせよ、ネット社会は我々が想像するよりはるかに危険な場所です。
個人情報の特定や、カード類の悪用、ネットストーカーや、ネットによるいじめなど、ネットを利用することで常に何らかのリスクが我々について回ります。 こういった危険やリスクがあることは忘れないようにして、正しく安全な利用をもってネット社会で生きていきたいものですね。
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