勢いが収まりいよいよ終息の希望が見えてきた新型コロナウィルス。
ようやく日本でも経済活性化や日常を取り戻すための行動など、前に進んでいくための努力ができる段階まで来ました。
本当に長い時間がかかってしまいましたが、あともう少し。
気を緩めずに頑張っていきたいですね。
さて、こうして少し落ち着いたところで思い返してみると、コロナ禍では尋常ではない数の噂や陰謀論、都市伝説が渦巻いていましたね。

そのいくつかはマスコミ等で報道されるほどであり、明らかに正常とは言えない状況でした。
今回はそんなコロナ禍で生まれた都市伝説などについて
・どういった物だったのか
・結局真実なのか、嘘なのか
こういった事を考えていきたいと思います。
コロナ禍の様々な噂や都市伝説に辟易していたという方はぜひ読んでみてください。
コロナ捏造説

コロナが猛威をふるい始めてから囁かれるようになったものであり、今なお信じる人がいるのが、
コロナは捏造なのではないか
という都市伝説です。
コロナウィルスなどというものは本当は存在しないのに、
世界で口裏を合わせてメディアや医療機関の情報を統制して、無理矢理こういったウィルスが存在しているかのように見せかけているというこの説。
真実かどうかは大多数の方がご存知の通りでしょう。
コロナは間違いなく実在するウィルスです。

早い段階からこれは分かっていたはずですよね。
にも関わらず、なぜこのような都市伝説が生まれたのでしょうか。
その理由はコロナが目に見えるものではないから、
という点に集約されるかと思います。
目に見えないから、顕在化させて認識できる形に変えることで自分を安心させたい、
そうした心理が働いた結果、見えないウィルスよりも、自分の想像がしやすい国家の捏造という説を信じた人がいたのでしょう。
こうした不自然な都市伝説は多くの人が疑心暗鬼に陥り、正常な判断が出来なくなった証拠だとも言えますね。
人口管理が目的

コロナウィルスは増えすぎた人口を調整するために一部の上流階級によって広められた人口ウィルス計画の一環である。
これもコロナが流行し始めたタイミングで、話題になった都市伝説ですね。
新世界秩序、ニューワールドオーダーと絡めて考えることで、コロナウィルスは上流階級による人類支配の第一歩であるとする陰謀論です。
結論として、これもやはり全くの嘘である可能性が非常に高いでしょう。
なぜならウィルスに感染したのは庶民だけに留まらず、政治家や芸能人といった、多くの上流階級層もコロナに罹っていますし、上流階級が携わる不特定多数のビジネスに大打撃を与えているからです。

そもそもニューワールドオーダーなどで上流階級の描く未来とは、
国籍や国境といった世界の垣根を全て取り払い、1つとなった世界を上流階級が支配するというものであり、
蔓延防止の為各国との交流を断絶している現状とは乖離があまりにも大きいのです。
もし仮にコロナ自体は人為的に作られたものだったとしても、
ここまでの流行は誰も想像できなかったに違いありません。
ワクチンを打つとICチップが埋め込まれる

コロナワクチンの中身はICチップである
ワクチンが開発され、接種が行われ始めた最中に騒がれたのが上記の説です。
この説の流行やワクチンの副作用に対する懸念は、世界中でワクチンの普及率を低下させる要因となりましたよね。
では果たしてこの説は真実だったのか。
真相はデマを拡散させた人物の素性を辿れば明らかになってきます。
ワクチンにICチップが埋め込まれているという説は12人ほどのインフルエンサーが最初の発信源となったことが分かっています。
彼らは医者などの立場にあり権威性こそありましたが、全く根拠を示さないまま、
講演会などでこの情報を拡散させており、それにより多額の収益を上げていたことが明らかになっています。

なぜ彼らが根拠を示せなかったのか。
それはこの陰謀論自体が金儲けのために考えられた捏造であるから、と考えるのが自然ですよね。
スポーツ飲料を飲むと副反応が出ない

最後は日本でワクチン接種が活発化した際に噂になったこの説です。
ワクチンの副作用とスポーツ飲料の摂取にはどのような因果関係があるのでしょうか?
実はこの説は一概に正解とも間違いとも言えないものとなっています。
まず正解とも言えない理由としては、スポーツ飲料の摂取はワクチンの副反応を低減させる事はできても、
副反応を出さなくさせるような効果は持っていないからです。
スポーツ飲料はあくまで水の代わりですから、そういった力がないのは当然といえば当然ですよね。
では間違いでもない理由は何か。

それはワクチンの副作用に発熱があり、スポーツ飲料は発熱に伴う脱水症状を抑制してくれる働きがあることです。
ワクチン摂取→発熱→脱水症状という悪い流れをスポーツ飲料が抑制するため、ワクチンの副作用をスポーツ飲料が低減させているというのは間違いではないのです。
非常に際どいラインではありますが、脱水症状をコロナの副作用とするならばこの説は本当と言えるかもしれませんね。
最後に

さて今回はコロナ禍に生まれた都市伝説を見てみましたが、どうでしたか?
改めて見ても、コロナ関連の陰謀論や都市伝説は嘘やでたらめがほとんどですね。
しかし冷静さを欠くとあり得ない事でも信じてしまうのが人間であり、これらが流行した背景にはそうした心理状況も起因していたのでしょう。
不安な時ほど落ち着いて、正しい情報を取捨選択する これを心がけて不安を煽るだけのデマには流されないようにしたいですね。
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