犯罪ではないけれど〜有名人のコロナ禍の夜遊びが大炎上する理由4選〜

ビジネス

アナウンサーの弘中綾香さんがコロナ禍にも関わらず宅飲みパーティーを開催。

そのSNS投稿が拡散されたことで大きな炎上を招いています。

今回の件に限らず、

・YouTuberあやなんさんによる大規模誕生日パーティー

・田中圭さん主催の大規模誕生日パーティー

・手越祐也さんの度重なる夜遊び

など有名人のコロナ禍中の炎上騒ぎは後を絶ちません。

もちろんこのコロナ禍において、自分の我儘で遊び歩くなどあってはならないことです。

しかし一部では、

犯罪ではないのに、なぜこんなに叩かれるの?

と疑問の声も上がっています。

そこで今回は有名人による夜遊びが大炎上する理由をご紹介したいと思います。

模範的行動を求められる

最初の理由はテレビに出る人間として、模範的行動を求められているにも関わらず、自分勝手な行動をするからです。

あの有名人が出歩いているのだから、自分達も我慢しなくていいんだ。

そう勘違いする人物が現れないとも限らないので、有名人は模範的な行動をし続けなくてはならない。

というのが一般的な考え。

しかしテレビに出ている有名人は

人格的に優れているからテレビに出ている訳ではありません。

トークスキルや芸術など、一芸に秀でているからテレビに出ているだけであり、そこに人格は求められていないはずなのです。

にも関わらず、テレビに出ているからという理由で模範的行動を求め続けられるのは少し不憫な気もしますよね。

善悪がはっきりしている

2つ目の理由が炎上における善悪がはっきりしているため。

今回の弘中アナの一件にしても、

・出歩いていたわけではない

・それほど大人数ではない

などよく考えみれば情状酌量の余地があるのですが、

コロナ禍に友達と会って遊ぶなど言語道断である

という絶対悪が定義されているために、ここまで叩かれているのです。

コロナ禍で自粛ができない自分勝手な人間を成敗するのは、社会的に見て正しいことであり、正義の振る舞いです。

その正義が歪んだ方向で現れた結果が炎上した有名人に対する過激なネットリンチに繋がっているというわけですね。

元々嫌いだった

3つ目の理由は意外と単純で

元々嫌いだった有名人が不祥事を起こしたからここぞとばかりに批判している

というもの。

自分がどんなにその人を嫌っていても、

この人のこういうところが嫌いだ。

という話をするのは憚られますよね?

その人が人気だったり、皆から好かれているのならなおさらです。

しかしその人が不祥事を起こし、人から咎められるようになったらどうでしょう?

今まで我慢していた嫌いな理由を心ゆくまで話し、共感を得るチャンスですよね。

よく炎上関連の話題で

元々こいつが嫌いだった

という旨のコメントを見かけますが、これがまさに嫌いだった人を批判している例ですね。

日本特有の同調圧力

最後の理由は村社会である日本特有の

皆で我慢すべきだ

という同調圧力からくる批判です。

アメリカンジョークの1つにこんなお話があります。

船が難破し沈みかけているため、乗客を飛び込ませる必要がある。

その時日本人を説得するには

「もうみんな飛び込んでますよ」

と言えばいい、と。

日本人は「みんな」という言葉に非常に弱く、「みんな」がやっていることならやらなくてはならない。

という一種の脅迫観音を持っています。

逆に「みんな」がやっていることをやらない人は、仲間ではないため

徹底的に糾弾され、攻撃対象となってしまいます。

今回ならコロナの自粛は「みんな」ですべきことであり、それをやらない人間が徹底的に叩かれているというわけですね。

最後に

さて今回は、コロナ禍に夜遊びする有名人が叩かれている理由

についてお話しましたがどうでしたか?

少し有名人を擁護しているような記事になりましたが、

彼らが自粛を守らないのがそもそもの原因であることは揺るぎない事実であり、

そこが批判されるのは至極真っ当なことだと思います。

しかしそれを理由に過剰に相手を批判し、誹謗中傷をしてもいいという理由ではありませんので、そこは注意するようにしましょう。

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