世の中の人間は大きく2つに分けることができます。
それは運がいい人と運が悪い人。
運なんてただの思い込みであり、全くの幻想だ。
そう考えている方もいるかもしれませんが、実は運とは現実に存在するものであり、運がいい人にはある共通点存在するのです。
今回はそんな運について、イギリスで実際に行われた研究と実験を通して考えてみましょう。
スピリチュアルな話が苦手な方もご安心ください、今回はどちらかと言えば科学的なお話です。
現実的な手段で運を味方につけたいという方は必見です!
イギリスで行われた研究

・運という物は実在するのか
・運がいい人と悪い人の違いは何か
この謎を解き明かすために、イギリス、ハートフォードシャー大学の心理学科のリチャード・ワイズマン教授は
運のいい人と運の悪い人を集めて、その人たちを対象に調査を実施しました。

ワイズマン教授はオカルトや超常現象に対して懐疑的な意見を持っていたために、「運」という概念が偶然の産物か、それとも何か説明のつかない異能の力が働いているのか見極めようとしたのです。
そしてその結果、運は偶然でも超常現象でもなく、
その個人の選択の結果だということが明らかになりました。
運がいい人の特徴

ワイズマン教授は1000人以上の被験者に対して、運に対する調査を行いました。
その結果彼は運のいい人が持っている性共通の特徴を発見したのです。
運がいい人の特徴、それは
新しいことに積極的に挑戦すること
外向的で様々な人と交流を持つこと
細かいことに気を張らないこと
という3つの特徴です。

あれこれ考える前に、直感に従いなんでも挑戦する。
これが運を引き寄せることに繫がるだとワイズマン教授は考えました。
それを確かめるべく彼は1つの検証実験を思い立ちます。
ラック・スクール

ワイズマン教授が行った実験はラックスクールと呼ばれています。
ラック・スクールは運が悪い人を集めて、その人たちに運がいい人が持っている思考や行動パターンを指導し、運がいい人らと同じ行動を取るように仕向けたらどうなるのかという実験でした。
もし運が行動によって左右されるなら、運がいい人と同じ行動を取れば、彼らと同じ成果を得られるはずですからね。
結果としてワイズマン教授のこの読みは見事に的中します。
ラック・スクールで指導した被験者の約80%が、
行動を変えたことで自らの運が良くなったと実感したのです。
さらにこのスクールでの経験は彼らの幸福指数をも引き上げており、
行動によって運を掴無事ができるのだと、証明することになったのでした。
運がいい人とは

ワイズマン教授の実験を踏まえて運がいい人についてもう一度考えてみましょう。
本当に運がいい人は運を引き寄せるための行動がともなっている人
こう考えることができそうです。
果報は寝て待てといいますが、より良い人生を過ごすためにはやはり、行動あるのみ。
自分の直感に従ってなんでもやってみるという姿勢を忘れないようにしましょう。
そうすればきっと運がついてくるはずですよ。
コメント