本当は怖い自己啓発~自己啓発という言葉が持つデメリット4選~

ビジネス

自己啓発

近年で最も重要な要素になりつつある行動です。

自己啓発とは自己能力を高め、心を成長させ、自身のスキルアップを目指す行為です。

自己啓発で成長できれば、仕事でもプライベートでも成功する事ができるため、

全ての人が行うべき行動だと言われていますね。

そんな人生を成功に導くための必須スキルとも言える自己啓発ですが、一方では多くのデメリットも抱えているとも言われているのをご存知でしょうか?

自己啓発が持つデメリットとは一体何なのか。

今回はそちらについてのお話です。

・人生で成功したい

・自分を高めたいと考えている

これに当てはまる方は必見です!

ビジネスに利用される

まず初めのデメリットは自己啓発系のセミナーやビジネスなどに巻き込まれ、金銭を失う可能性があることです。

そんな怪しい商売には近づかないから大丈夫!

という人なら問題ないですが、誰からの教えもなく自己啓発をするのは意外と難しいことなのです。

なぜなら自己啓発という言葉自体、非常に定義が曖昧であるため。

自己の心を成長させよう!

スキルアップをしよう!

と言っても具体的どうすればいいかわかりませんよね。

いくら大事なことだと言われてもやり方も分からないなら努力のしようがありません。だからこそ

自己啓発とはこれだ!

と定義するセミナーや本などが乱立しており、それが一定の人気を博しているわけです。

自己啓発を行う上でこうしたビジネスに巻き込まれる可能性は誰にでもあることは認識しておいて損はないでしょう。

行動が伴わないため成長出来ない

自己啓発を行う上でありがちなのが、本を読んだり記事を見ただけで自己啓発をした気になってしまうことです。

自己啓発とは心の成長を促す行為ですが、行動を伴わない限り成長することはありません。

例えば自己啓発本をの中で、

常に向上心を持つことが大切だ!

と読み解かれ、それに感銘を受けたとします。

そしてこれからの人生で向上心を持とうと考えたならば、資格の勉強や新聞を読むなど、向上するための行動を始めるはずですよね?

しかし自己啓発本はあくまでそういうった事が大切だと説くだけで終わってしまうため、

本を読んだだけで向上心が身についたと勘違いしたり、

今度は行動に移すための自己啓発本を読んだりと、

成長に全く身につかない行動を取ってしまう人がいるのです。

これではせっかくの金言も無駄になってしまいますよね。

自己嫌悪に陥る

自己啓発をしていくと、様々な考え方に触れることができます。

そしてその考え方の多くは、大企業の社長やとある分野で一流と呼ばれるような優れた人からのものになるはず。

成功者の話を聞くのが成功への何よりの近道ですからね。

しかしその弊害として起こるのが、成功者と自分を比較して自己嫌悪に陥ることです。

何かに秀でた人の多くは、学生時代から努力を重ねている人や、若くして企業した人なども多く、その人らと比べると自分の努力が足りていないことを痛感することも多いのです。

そんな人達と比較した結果、

こんな年齢になったらもう無理だ

才能がないから自分にはできない

と自分を卑下したり、挫折の原因になることがあるのです。

自分は自分、他人は他人

自己啓発においては、そのように割り切った考えが大切です。

自分を見失う

最後のデメリットは自己啓発にのめり込むと自分を見失うことがある、という点です。

今までの自分を見つめ直し、努力によって自分を高めることはとても良いことです。

しかしそれによって変わった自分が、過去の自分と比べて全て優れているかというと、それはまた別のお話。

自己啓発によって変わらなくても、人にはその人だけの長所や魅力がたくさんあるはずです。

しかし自己啓発を続けると

このままでは駄目だ

今の自分を捨てなくては

と強迫観念に駆られ、自分の良さまで捨ててしまうことがあるのです。

自分を高めることは大切ですが、その前に自分の長所や個性は理解して、それだけはどんな時でも無くさないようにしておきましょう。

最後に

さて今回は自己啓発のデメリットをご紹介しましたがどうでしたか?

自己啓発によって自分を高めることは、今の自分を否定することではありません。

等身大の自分もしっかりと認めた上で、さらに成長できるようにできる努力を今日からしていく。

単純ですが、これも立派な自己啓発だと思いますよ。

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