今回はマインドコントロールに関する記事です。
実は我々は普通に生きているだけでも様々なマインドコントロールを受けながら生きているというのをご存知でしょうか?
我々が決めたことや、普段からやっていることは、実は誰かによって操作され、強いられている事かもしれないのです。
そんな日常に潜む恐怖のマインドコントロールについて見てみましょう。
我々の決断とは

私達は毎日たくさんのことを決断しています。
朝何時に起きるか、何を食べるか、暇な時間に何をするか、いつ寝るか…などなど
挙げ出したらきりがないほど、様々な決断の中に生きているのです。
現代社会において様々な事象に対する決断力は、そのままその人の評価に繋がるほど、決断することは大切なものだとされています。
自分の意志で素早く判断を下せるか、これが社会で必要なスキルだということですね。
しかし我々が下した決断は、
実は誰かによってそう仕向けられて行っただけかもしれません。

なぜなら私達が生きる世界には様々なマインドコントロール手法が蠢いており、常に私達の心を支配しようとしているからです。
では実際にどのようなマインドコントロール手法が日常に潜んでいるのか見ていきましょう。
一貫性の心理

何か一つ決めたことはその後も一貫して続けたい。
人にはこういった、行動に一貫性を持ちたいという心理があります。
よく初回無料でもらえる商品やサービスがありますが、あれは無料でもいいから商品、サービスを手にするという決断を顧客にさせて、
その後は一貫性の心理によってそれらを継続的に購入、あるいは利用させようとする手法なのです。
この手法の恐ろしいところは、本人達が自らの決断でそれを続けていると勘違いしてしまうこと。
殆どの人は一貫性の心理に自分が突き動かされているとは思わないのです。
同調圧力

人は自分にとって正しいかよりも、他人にとって正しいかを重視する
いわゆる同調圧力といううやつですが、これに弱いのは日本人の性と言えますね。
我々は自分の価値観以上に人の価値観を気にするため、
「絶対にやるべきだ」と言われるより「あの人はやっている」と言われる方が、やらなくてはならない気分になるのです。
よく広告で
日本人の〇〇%が使っている!
〇〇人に1人が買っている!
などの謳い文句を見かけるかと思いますが、これはまさに同調圧力を利用した販売戦略です。
この広告を見て買いたい!ではなく買わなきゃ!と思ってしまう方は見事に売り手の術中にハマっているのでご注意下さい!
作為的好意

自分に好意を抱いていると分かる相手からの頼みはついつい聞いてしまう。
こういったことはありませんか?
人は自分の事を良く見てくれて、大切に思ってくれる相手に好感を抱くと共に、その人の前では自分をよく見せようと振る舞う生き物です。
これを利用した詐欺の一種がデート商法。
まるで自分に好意があるかのように振る舞うことで、
この人に嫌われたくない!
失望させたくない!
という気持ちを植え付け高額商品を売りつけるのがこの詐欺の特徴。
例え相手に全くその気がなくても、好意がある素振りをするだけでも案外錯覚してしまうものなのです。
相手からの謂れの無い行為にはくれぐれもご注意下さい。
権威性

人は発言の内容ではなく権威に従う生き物である。
悲しいことに多くの人は、
その人が何を言っているかではなく、誰が言っているかに重きを置き、権威がある日ということならなんでも正しいことだと無意識に錯覚してしまう短絡的な動物です。
どんなに道理に外れたことでも、芸能人やどこかの教授など、一定の地位がある人間が発言するとそれを正しいと思い込んでしまう。
だからこそ悪徳な会社ほど芸能人や著名人を使いたがる傾向が強いのです。
もしあなたが少し不審な商品やサービスを利用しようかも寄っている時に、
この人が宣伝しているのだから大丈夫なはず!
という考えに至ったら要注意です。
その考えに足元をすくわれるかもしれませんからね。
最後に

さて今回は身近にあるマインドコントロールについてお話しましたがどうでしたか?
今回紹介した手法に嵌ってしまったとしても、それを納得できるなら全く問題ありません。
しかし私たちの周りにはこうしたマインドコントロール法が溢れており、
私たちの思考を操ろうと常に思考をめぐらせている。
そういった事実があることだけは忘れないようにしておきましょう。
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