皆さんアメリカという国にどんなイメージをお持ちですか?
多くの大企業を抱える経済大国?世界の警察とも比喩されるほどの軍事大国?
そんなアメリカですが実は様々な謎を抱える都市伝説大国でもあるんです。
今回はアメリカにまつわる都市伝説を4つほどご紹介していきたいと思います。
エリア51

最初にご紹介するのはアメリカ空軍の試験練習場である「エリア51」
この地域が最初に知られたのは1989年、局員として勤めていた科学者によってその存在が語られ、その後2013年にCIAに正式に公開されたことで、一躍有名な都市伝説になりました。
この施設は表向きはステルス機の開発などアメリカの機密実験のために用いられている訓練場とされています。
しかし機密事項を管理しているという名目のため、基地への立ち入りや撮影といった行為は一切禁止されており、もしこれに違反した場合は侵入者として逮捕、最悪の場合はその場で発砲され銃殺される可能性すらあるなど、非常に物騒な場所となっています。
そしてこれは身内であるアメリカ軍の人間においても例外ではなく、この空域は飛行禁エリアであるため、軍事演習などでも間違ってもこの空域には侵入してはならないとされているため、このエリアの詳細は本当に限られた人間しか知りません。
このように徹底した秘密保持によって完璧に守られた場所であるため、それがかえって噂を呼んでおり、UFOを隠している、宇宙人との交流の場として機能しているなど、さまざまな疑惑がもたれる結果となっています。
一応、これらの説は軍事機密の情報開示された際に、元職員によって否定されているものの、依然詳しい情報はわかっていないこともあり、現在でも様々な憶測がなされている特別な場所となっています。
ロズウェル事件

続いての都市伝説は「ロズウェル事件」
名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
事件の発端は1947年。ニューメキシコ州のロズウェル何らかの飛行物体が墜落しました。
これを処理するため、軍の関係者が出動し、墜落した航空機の破片と、数体の遺体を回収したそうです。
その後軍は「ロズウェル付近の牧場から、壊れた空飛ぶ円盤を回収した」という衝撃的な発表をします。これを受けて、ロズウェルの地方紙は「軍が空飛ぶ円盤を回収」と紙面に掲載し、世界中で大きな話題を呼びました。
しかし軍は直後に空飛ぶ円盤ではなく、気象観測用の気球だったと発言を撤回し騒動が終息したというお話です。これだけ聞くとただの軍のご報道に踊らされてしまったという風に聞こえてしまいますが、その後も実は気球ではなく本当に円盤であったとする証言が出てきたり、そもそも最初の発言が撤回されたこと自体が疑問視されていたり、というように何かと不審な点が多く、今でもぬぐえぬ疑惑が残る事件です。
また一説によれば、この改修された破片と遺体は「エリア51」に運び込まれ、研究対象になっているのだとか、非常に興味深いお話ですね。
メン・イン・ブラック

さて3つ目の話題はメン・イン・ブラック
この存在は同名の映画を通して日本でも広く知られていますね。
彼らはUFOや宇宙人など、地球外生命体に遭遇した人物の前に現れ、その情報を口外しないようにと、口封じに現れる存在であり、CIAやアメリカ軍から派遣されている組織なのではないか、とされています。
そしてその姿は黒いスーツにサングラス、黒い革靴にニット帽といったワイシャツ以外全て黒い服を着込んでいることから黒ずくめの男「メン・イン・ブラック」と呼ばれているそうです。
彼らがいるからこそ、宇宙人の存在やUFOに関する目撃情報、その他あらゆる機密事項が守られているのだとされていますが、それを隠すはずの彼らに関する情報がこうして表に出てしまっていることには若干の矛盾を感じますよね。
もしかしたら彼らに関する情報そのものが単なるダミーでしかなく、この都市伝説を流行らせることで、本当に隠したいものに行き着かせないようにしているのかもしれませんが…。
最後に

さて今回はアメリカの宇宙人にまつわる都市伝説3選をご紹介いたしました。
アメリカの都市伝説についてはまだまだ語りつくせないほどのトピックがありますので、またいずれ記事にさせていただきますね。
また今回の都市伝説にも通じる大きな陰謀論などについてもいずれまた・・・
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