未確認生物、通称「UMA」
数多くの目撃情報はあるものの未だに捕獲、あるいは存在を確定させる明確な証拠が見つかっていない謎に包まれている生物の総称です。
2000年初期ごろまではメディアで度々取り上げられ、その正体に迫るような企画も数多く打ち立てられていましたが最近ではめっきり話に上がらなくなってしまいましたね。
今回はそんな過去に一世を風靡したUMAについて4体ほど紹介していきたいと思います!
チュパカブラ

1995年頃から南米を中心に数多くの目撃情報が寄せられている怪物です。
目撃情報から推定される容姿としては、体調約1.7メートル程度と人間に近く、全身が毛に覆われていて、赤い目と獰猛な牙、背中に生えたトゲが特徴の獣のような見た目をしているそうです。さらに2~5メートルほどジャンプで飛び上がるような脚力を持ち、長細い舌で獲物の皮膚を貫いて血を吸いつくしてしまう、という恐ろしく攻撃性の高いUMAであることが知られています。
数多くの目撃情報が寄せられたものの、未だに正体は分かっておらず宇宙人説・実験動物説・兵器説など今でも数々の説がささやかれています。
モスマン

1966年にアメリカの墓地で目撃されたことから多くの目撃情報が寄せられるようになった生物です。
特徴として体長が約2m。腕がない代わりに背中に大きな翼を持っていて、大きく離れた赤い目が特徴の怪物であるということが分かっています。
またその翼で自動車よりも速く飛行することが可能であり、鳴き声は蝙蝠に似ているのだとか。
人間への被害としては車で走っているところをモスマンに追いかけられた、モスマンを見かけた次の日に飼っている犬が何者かに殺されたなどの情報はあるものの、具体的にモスマンが人などに直接危害を加えたケースは確認されておりません。
ビッグフット

1920年代ごろからアメリカで目撃されるようになった巨大な類人猿型UMAです
体調は2~6m、体重は200~350kgときわめて巨大であり人と同じく二足歩行しで動き回り大型の個体の歩幅はなんと1 m以上もあるのだとか。
肉付きの良い体格はしているものの顔以外全身が毛に覆われており、見た目はゴリラによく似ているようです。
その正体については猿人、もしくはギガントピテクスの生き残りなどの説が挙げられていますが明らかにされておらず、アメリカでは度々議論の的になるのだとか。
またビックフットについてはパターソン・ギムリン・フィルムというビッグフットを収めたとされる映像がよく知られています。
これは1967年に元カウボーイとその友人が山中でビッグフットに遭遇した際に撮られた映像とされており、長きにわたりビッグフットの存在を確定づけるための証拠として考えられていました。
しかし、この映像は着ぐるみでビッグフットを演じたものを撮影したものであると撮影者本人の口から語られたことで、再びビッグフットの存在は闇の中に消えてしまいました。
ケサランパサラン

最後に紹介するのは「ケセランパセラン」
言葉自体は聞いたことがある人もいるかもしれませんが、生物の名前であることはあまり知られていないのではないでしょうか。
容姿はタンポポや兎の尻尾のようにフワフワした白い毛玉であるとされており、一見すると生物のようには到底思えない見た目をしています。
空中をフラフラ浮遊しており嵐の前などに雷とともに飛来すると言われており、妖怪・動物・植物などその正体については諸説あります。
名前の由来はスペイン語の「ケ・セラ・セラ」が語源だという説、あるいは東北地方の方言で「さっぱりわからない」という意味の「袈裟羅・婆裟羅」からきているという説があります。
ケセランパサランを見たものは幸せになれるなど多くの噂や逸話がありますが、それらも含めて「さっぱりわからない」というのが現状のようです。
最後に

今回は世界各地の正体不明の未確認生物をご紹介致しましたがどうでしたでしょうか?
科学の進歩によって日々世の中の不思議は解き明かされていますが、まだまだこういった詳細のわからない不思議な生物も数多く存在しています。
いずれこれらの正体についても分かる日が来るのでしょうか。
期待もありますが、分かってしまったら少し寂しいような気もしますね。
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