好きな歴史上の人物は?
雑談の鉄板ネタですよね、ちなみに皆さんの好きな偉人は誰ですか?
ちなみに私は「ニコラス・フラメル」です。
賢者の石を作ったという逸話がかっこいいから、というそれだけの理由ですが。
さてそれはさておき、歴史には数々の偉業や悪行を遂げた人物たちが存在しますよね。
彼らは伝聞や書籍によって語り継がれ、後世の人々によって様々な評価を受けています。
しかし中には知名度は高いものの、その人物に関する情報があまりに曖昧、あるいはほとんど存在せず、どのような人物だったのかがほとんど分かっていない、
そういった謎の人物たちも数多く存在しています。
今回はそんな謎に包まれた歴史上の人物をご紹介致します。
ウィリアム・シェイクスピア

イギリスの劇作家と言えば、まず初めに彼の名前が挙がることでしょう。
四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』
これらを筆頭に数々の有名な劇を作り出した作家です。
2002年にイギリスの国営放送BBCが行った「100名の最も偉大な英国人」
というランキングでも彼は5位にランクインしており、彼の人気がうかがえます。
そんな彼にはとある疑惑が存在しています。それは
シェイクスピアという人物は存在していないのではないか
という噂です。
彼が書き残したサインは全て筆跡が異なっており、とても同一人物が描いたものだとは思えないのです。

さらに彼の過去についてもほとんど明らかになっておらず、唐突に有名になった謎の人物という印象が拭えません。
そのため、
・シェイクスピアとは多くの作家が使った共通のペンネームだったのではないか
・実際に小説を書いていたのは別人だったのではないか
という説が浮上しているのです。
存在まで謎に包まれた謎の悲劇作家
人気が出るのもうなずけますね。
ジャック・ザ・リッパ―

切り裂きジャックの異名で知られるイギリス最恐の殺人鬼
それがジャック・ザ・リッパ―です。
彼の犯行と思われる事件は20件近くも確認されており、
・事前に警察に予告状を送る
・被害者の身体の一部を切り取って持ち去る
といった特徴的な犯行を行っていたことで知られています。

そのような足がつく犯行をしていた、かつ死体の解体の手際から肉屋など解体に心得がある者の犯行であった。
という点まで絞り込めていたにもかかわらず、結局逮捕にまで至ることがなく、
未だにその正体については分かっておりません。
そのことから
実は女性だったのではないか?
複数の人物がジャック・ザ・リッパ―を名乗っていたのではないか?
と数々の噂が絶えない人物です。
卑弥呼

幻の国「邪馬台国」の女王として知られているのが卑弥呼です。
「邪馬台国」の実在がそもそも確定していないということもありますが、
彼女もまた多くの謎に包まれた人物です。
そもそも「卑弥呼」というのが個人を指す言葉であったかどうかも定かではなく、
「女王」や「皇帝」と言った地位を示す称号として「卑弥呼」という言葉が使われていたのではないかともいわれています。
さらに彼女は数々の特殊な能力を保有しており、
霊界との交信や数々の呪術を操ったとされています。

さすがに霊との交信や呪術を使ったというのは話が行き過ぎており、
そのほとんどが伝承の過程で脚色されたものだとは推測されますが、
なんにせよ「卑弥呼」が多くの謎を残すミステリアスな人物であったことは確かですね。
サンジェルマン伯爵

最後にご紹介するのは18世紀のヨーロッパで活躍した才人、
サンジェルマン伯爵です。
彼は、様々な分野の知識を持ち、一流の音楽家でもありながら、一流の画家でもあったと評される紛れもない天才として評価されていますが、それよりも
不老不死の秘術を知る錬金術師だった
というとんでもない噂が存在しており、多くのベールに包まれた人物でもあるのです。
彼がなぜ錬金術師であると言われているのか
彼の知る不老不死の秘術とは何なのか?
それらについては次の記事で詳しくお話いたします!
最後に

さて今回は歴史上の謎が多い人物を紹介してみましたがどうでしたでしょうか?
過去のことを知る術は文献や伝承しかないので、彼らの謎がすべて明らかになる日が来るのかは怪しいですが、
多くの謎を残すミステリアスな人物というのはそれだけで魅力的に感じてしまいますよね。
今の時代を生きる有名人もいつかこうして語られる日が来るのでしょうか?
なんだか不思議な感じがしますね。
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