Twitterのトレンドに炎上商法
というワードが上がっており、
メンタリストDaigo氏の発言が炎上狙いなのではないか、と話題になっていますね。
炎上の発端となったのは、
生活保護受給者よりも猫の方が価値がある
といった旨の主張。
人の命を軽んじた日本人としてあるまじき主張だとして大きな火種が上がっています。

そしてネットビジネスで大きく金銭を稼ぐDaigo氏が、全く意味もなくこのような攻撃的な主張をするとは考えにくいため、これが炎上商法狙いの発言だったのではないかと噂が立っているのです。
ではなぜDaigo氏ほどの知名度を持つ人物が炎上商法など試みる必要があるのでしょうか…?
今回は有名人であっても炎上商法を狙いたくなる、この商法が持つ大きすぎるメリットをご紹介致します!
知名度向上

炎上商法の1番のメリットはそれにより、知名度が大きく向上するという点です。
2020年に世間を騒がせたYouTuber「へずまりゅう」氏などはまさに炎上商法で知名度を上げた典型例なのではないでしょうか?
迷惑行為繰り返し世間から非難を浴びることになったとしても、同時に注目を浴びることになるため、その知名度で大金を稼ぐことなども出来るようになるわけです。
でも炎上商法って無名の人がやるから意味があるんでしょ?
有名人がやっても逆効果では?
という意見もあるかと思いますが、炎上商法によって新聞やニュースなど、自分が普段出ることのない媒体に取り上げられれば、
それによって新たなファンの獲得などもできるようになるため、芸能人による炎上も実はメリットがあるのです。
低コスト

2つ目の大きなメリットは
コストが限りなく低いプロモーションであるということです。
普通メディアで取り上げられるためには、多額の金額で依頼をするか、世間から称賛されるような素晴らしい行為を行う必要があり、非常に難易度が高いですよね。
しかし炎上商法であれば、ただ問題発言をするだけでSNSや数多くのメディアで取り上げてもらうことができます。
批判を受ける覚悟は必要なものの、コストは無料同然であり、
プロモーション手段としては非常にコストパフォーマンスが高いわけです。
即効性がある

炎上はその名の通り、火が上がった時と同じように、瞬く間に燃え広がり一気に大きくなります。
そのため極めて即効性が高いのが特徴なのですが、これが知名度向上や商品のプロモーションにおいて非常に有効なのです。
昨今の情報社会では、小さなニュースでは数日経つだけで人々の記憶から忘れられてしまい、思い出される機会がありません。
しかし炎上であれば瞬間的に強い印象を残すことが可能であるため、その場で知名度を上げプロモーションに繋げることはもちろん、数日たったとしても人々の記憶から消えることはないのです。
拡散力が高い

最後のメリットは拡散力が高いということ。
一般的に良いニュースよりも悪いニュースの方が拡散力は高い傾向があります。
なぜなら正義感に基づいて行動している分、行為に満足感があり、
なおかつその炎上対象を攻撃することで、優越感を味わうことができるからです。

炎上した人間を集団で叩くことで日ごろのうっ憤を晴らす、一見いじめに見えるようなこの行為ですが、これをマーケティングとして利用する人にとっては、
それらの人々は勝手に自分のことを宣伝してくれる情報拡散機に過ぎないのです。
皆で袋叩きにしているようで、当人はそれによって儲けることができるという、なんともいびつな構図が出来上がっているわけです、
最後に

さて今回は炎上商法のメリットをお話してみましたがどうでしたか?
炎上は顔も知らない世界中の人々から数多くの心無い言葉や、誹謗中傷を浴びせられる。
絶対に経験したくない最悪な出来事に見えますが、実はその中に
・知名度が上がる
・コストが低い
・即効性がある
・拡散力が高い
といった多くのメリットも持っているのです。
うまく使いこなせば最強のプロモーションとなる炎上商法。
このうまみがあるからこそ、Daigo氏が疑惑を持たれているようにあえて炎上を誘発するような手段を取る人が後を絶たないわけです。
人から叩かれるだけで莫大なお金が手に入る、そう聞くとなんだか興味が湧いてきませんか?
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