日本語が読める日本人になろう〜読解力を上げるメリットと鍛えるための3つの方法〜

ビジネス

前回の記事で

日本人の1/3は日本語が読めない。

という衝撃的なニュースを紹介しました。

SNSの利用によって長文を読み書きする習慣がなくなった昨今で、日々低下していく我々の日本語理解力。

この低下に歯止めをかけ、読解力を再び向上させていくにはどうしたら良いのか。

今回は読解力を身につけるメリットと、それを鍛える方法についてご紹介致します。

・仕事で上司の指示が分からないことが多い

・公的文書や長い文章を読むことが苦手

こういった方は必見です!

読解力を鍛えるメリット 

SNSが普及し、文字以外のコミュニケーションが発達した現代では、読解力が無くても生活にそれほど支障はありません。

ではそんな中で読解力を鍛えるメリットはどこにあるのでしょうか。

このメリットは端的に言えば、

法律やお金に強くなることです。

日常のコミュニケーションなら文章が読めなくても、最低限の意思疎通が取れるだけでなんとかなりますが、

法律やお金に関する制度や仕組みはそうはいきません。

どんなにお得で素晴らしい制度であっても

それらは万人に誤解なく、抜け道のないようにするために極めてややこしく、しかも長文で書かれており、長文読解力がなければこれらを利用することはおろか理解することも出来ません。

しかし逆に言えば長文を理解できるようになるだけで、日本人の1/3しか使えない日本の制度や仕組みを使いこなせるようになるというわけです。

もっと裕福になりたい!

お金持ちになりたい!

という方にとっては読解力は必須スキルになるわけですね。

ではどうしたらこれらのスキルを身につける事ができるのか、以下からその方法をご紹介していきますね。

物語を読む

極めて単純で効果的な方法が物語を読むことです。

かのアインシュタインは

「子どもを賢くしたいなら、物語を読ませよ。さらに賢くしたいならもっと物語を読ませよ。」

こんな事を言っています。

え、これ子供に言ってるんでしょ?

大人は関係なくない?

そう思うかもしれませんが、これは大人でも同じことが言えますのでご安心ください。

物語には多くの登場人物が登場し、様々な場面で数々の会話が繰り広げられますよね。

その中で我々は自ずと登場人物達に感情移入し、彼らの心境を考えながら物語を読み進めることになります。

それを繰り返せば自然と誰かの意図や考えを汲み取る力が磨かれていき、思慮深さや読解力が身につくことなり、アインシュタインが言うところの賢い人になれるわけですね。

音読する

人の目もあるので状況を選びますが、文章を音読することも、読解力を高める1つの手段です。

普通、文章は目で見た情報だけを頼りに脳が処理をします。

つまり視覚情報だけでその文を理解しようとするわけです。

しかし五感のうち視覚だけで得られる情報には限りがありますから、これだけで全てを理解しようとするのは実はとても難しいことなのです。

だったらどうすれば良いのか。

そう、他の五感の力を借りればいいのです。

そこで音読を用いて聴覚からの情報を増やしましょう。

そうすれば単純に情報量は倍。

今まで理解できなかった長文も案外簡単に理解できるようになりますよ。

ぜひ一度試してみてください!

要約する

最後の手段は手間ですが確実性が高い方法。

文章を要約してみましょう。

これができるようになれば、あなたの読解力は飛躍的に向上するはずです。

なぜなら要約は

文章を理解する

文章をまとめる

相手の意図を正しく汲み取る

短い言い回しでも誤解なく伝える

など多くのスキルを要するものであるため。

習慣的に行うだけで、これらのスキルを全て並行して鍛えることが出来るのです。

そのため、どんなに文章を理解するのが苦手な人でも、要約を繰り返せば自然と長文を正しく理解する技能が身につきます。

着実な方法故に大変ですが、有効な手段であることは間違いありませんよ。

最後に

さて今回は読解力を身につける方法をご紹介してみましたが、どうでしたか?

簡単ではないですが、身につけることで必ず役に立つ読解スキル。

お金や法律に強くなりたい!

という方に特にオススメですので、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください!

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