日本に存在する呪われた道具3選

ホラー

皆さま呪いって信じますか?

丑三つ時に五寸釘と藁人形を持った白装束の女性が、神社に現れて・・・

みたいなお話は比較的有名ですよね。さすがに今のご時世でこのような光景を目にすることはないでしょうが、

呪いという言葉や行為については、様々な映画やアニメなどの作品でも度々取り上げられており、今日の日本においてもなじみ深いものとなっております。

最近ではアニメ「呪術廻戦」において両面宿儺の指が作中における重要な呪いのアイテムとして登場していますね。

さてそんなわけで今回は日本に存在するといわれている、呪われた道具を3つほど紹介していきたいと思います!

コトリバコ

出典:https://www.pinterest.jp

まずはじめに紹介するのは「コトリバコ」

掲示板サイトなどで一気に話題になったアイテムであり、日本の呪われたアイテムとしてはもっとも有名なものの一つと呼べるでしょう。

さてこの「コトリバコ」ですが、具体的にどのように呪われたアイテムなのでしょうか?

漢字で書くと「子取り箱」ともよばれるこのアイテム、女性や子供を呪い殺すための道具として用いられる呪具であると言われています。

コトリバコの正確な発祥については定かではありませんが、掲示板の中では1860年ごろ、とある迫害を受けていた部落にその作成方法が伝えられ、

それを用いて部落への迫害をやめさせたと伝えられています。

この際部落の人間は当時女性1名と子供15名の命を奪ったとされており、部落の人間もその強すぎる効力に恐怖したのだそうです。

そしてあまりに危険であり手に負えないと判断した部落の人間によって、

作成されたほとんどの「コトリバコ」はすでに解体されてしまっているようですが、呪いが強すぎて解体できなかったいくつかは

今でも日本のどこかに存在するのだとか。みなさま怪しい箱を見つけても、間違っても持ち帰ったりしないでくださいね。

ムラサキノカガミ

「ムラサキノカガミ」はその名の通り紫色の鏡であり、平安時代初期に存在したとある貴族の下人が所持していたものとされています。

その下人は、仕えていた主人から酷いいじめにあっており、最後にはそのいじめを苦に自殺してしまったのだとか。

そして死体として発見された際に下人が手に持っていたのが、この「ムラサキノカガミ」であり、

下人の恨みがこの鏡に乗り移ったことで所有者を必ず死に至らしめる、強力な呪具となったのだそうです。

・・

・・・とここまで述べたのは全て嘘のお話。

実は「ムラサキノカガミ」は実在するものではなく、この言葉自体に強力な呪いが込められています。

今初めてこの言葉を聞いた方で、まだ未成年の方は特に気を付けてください。

この言葉をもし「20歳になる日まで覚えていた場合」

その人は悲惨な死を遂げてしまうそうですよ

ですので未成年の皆さん、この言葉

絶対にすぐ忘れてくださいね?

陰陽術願勾玉

最後にご紹介するのは「陰陽術願勾玉」といって、実際には呪いのアイテムとは呼べない代物ですが、

逆に呪いをはねのけるために陰陽師が用いたとされる道具です。

陰陽師が強力な怨霊や呪いを払う際に、正装としてこの勾玉を身に着けていたのだとか。

というのも陰陽師は弱点として怨霊を払う際の術の詠唱をしている間、自身への守りがおろそかになってしまうらしく、

それを補い自身を守るために、この勾玉を身に着ける必要があったのだそうです。

この勾玉の効力は非常に強力であり、自身の守り以外にも、陰陽師自身のパワーアップや術の補助などにも用いられており、

最強の陰陽師として知られる、安倍晴明もこの勾玉を使用していたのだとか。

このアイテムはどちらかというと、呪いではなく祈りアイテムと呼んだ方が正しいですが、強力な力を持ったアイテムには変わりないですね。

最後に

以上今回は日本に存在するといわれる有名な呪いのアイテムを3つ紹介してみました。

「呪い」というと非常に恐ろしい言葉ですが、「呪い」と「祝い」は表裏一体であるとされることもあるそうで、

「陰陽術願勾玉」のように人を守るために使われる呪いや呪具も実はたくさんあったりします。

平将門の結界などもその一つでしょうか。

反響ありましたら呪いについてもう少し詳しく、ご紹介していきたいと思いますので、

よかったら楽しみにしていてくださいね!

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