怖いもの見たさってどういう心理?人が怖いものを求める理由3選

スピリチュアル

皆さん怖い話は好きですか?

人によって程度はあると思いますが、怖いものが好きな方、怖いけどついつい見てしまうという方は多いのではないでしょうか?

「怖いもの見たさ」

という言葉があるように、どうやら人間には少なからず怖いものを求める心理があるようです。

ですがなぜ自ら怖いと思うものを見たがり知りたがるのでしょうか?

今回は「怖いもの見たさ」が生じる理由を3つほどご紹介したいと思います。

では早速行きましょう!

好奇心

最初の理由は当然と言えば当然ですが

人は好奇心にあらがえないため。

よく映画やホラーゲームなどで立ち入り禁止の場所や、物音がする明らかに危険な場所にわざわざ進んでいくキャラクターがいますよね。

客観的な立場で見ていると「何を馬鹿なことをしているんだ」

と思うかもしれませんが、実際当事者からしたら一度気になったら確かめずにはいられないのなのです。

もし確かめずにその場を後にしたら気になって何も手につかなくなってしまうかもしれません。

怖いものを見たい心理もこれと同じで、気になったら確かめずにはいられなくなるということなのです

ホラー作品においては人の恐怖心という強い感情に対して好奇心を煽るので、他の作品などと比較しても余計に内容が気になってしまうものなのです。

見るなと言われると見たくなる

怖い作品を紹介するときに「絶対見て!」と紹介されるケースは少ないですよね?

むしろ「絶対に見ないで!」という謳い文句がついている物の方が多いはず。

この理由は単純で「するな」と言われるとしたくなるのが人間の性分だからです。

禁止されるとやりたくなる、この心理のことをカリギュラ効果といい、人を意のままに操る有効な心理テクニックとして知られています。

しかしこれは普通の映画やゲームなどにおいてはあまり使えません。

なぜなら普通の作品では「面白い」や「感動する」などポジティブな要素を売りにしているため。

「面白いから見ないで!」というのは矛盾するので意味が分からなくなってしまいますよね。

しかしホラー作品においては「怖い」というネガティブな感情を売っているので「怖いから見ないで!」

というカリギュラ効果を用いた宣伝が使えるわけです。

心理的ストレスからの解放

人はストレスから解放された瞬間この上なく喜びを感じる生き物です。

例えば学校の定期試験期間や、受験や就活が終わった瞬間、会社の大きなプロジェクトが終わった瞬間など、ストレスを与えていた要因がなくなった瞬間は解放感に満ち溢れ、とてもすがすがしい気持ちになりますよね。

その解放感は何にも代えがたいものであるため、それを味わうべく適度なストレスを求める人は多いのです。

その最たるものが「怖いもの」

ホラー系の作品を見る際は少なからず身構えてしまいますし、見ている際も少なからず緊張してしまいますよね。

それはそのままストレスがかかっている状態にあるということ。

だからこそホラー作品を見終えた瞬間はそのストレスから解放されて、清々しい気持ちになるというわけです。

お化け屋敷から出る直前の外の光が見えた瞬間の安心感など、イメージできる人は多いのではないでしょうか。

最後に

さて今回は「怖いもの見たさ」の理由についてご紹介してみましたがどうでしたでしょうか?

好奇心

カリギュラ効果

ストレスからの解放

これらが「怖いもの見たさ」という感情が生んでいるというわけです。

そしてこうした心理をうまく刺激しているために、ホラー系は今でも根強い人気があるというわけですね。

ところで好奇心や、ストレスからの解放

こうした感情はホラーだけでなくことにも応用がききそうですよね。

何かビジネスをしている方はこうした感情を応用できないか考えてみるのもありかもしれませんよ。

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