先の見えない経済状況
コロナによる行動抑制
様々な理由によって、日本人のストレス指数は数年前と比べて50%以上上昇しています。
ストレスが増えるだけならまだいいですが、
東京大学が試算したデータではコロナを理由に日本の自殺者が3200人も増加しているといいます。

さらにこのデータを裏付けるように、鬱病患者が2倍以上に膨れ上がっているという事実もあり、
自殺者は今後も増えていくと考えられています。

自殺にも多くの理由があるので、一概には言えませんが、
そこには少なからず過度なストレスという原因もあるでしょう。
過度なストレスによって生き続けることに苦痛を感じ死を選んでしまうのです。
ストレス耐性は人によって異なるため、耐性が高い人はそこまで心配いりませんが、
今から説明する4つの特徴に該当する人は要注意。
過度なストレスを溜め込みすぎると鬱病などを誘発する危険があります。
理想が高い

自分、または他人への理想が高い。
これは非常に多くのストレスを抱える状態です。
自分自身の理想が高すぎてその状況に到達できないと、
自分自身に失望してしまい、自分を責めることでストレスを感じてしまいますし、
他人への期待が高くても、相手が自分の期待通りに動いてくれないと、そのことにストレスを感じてしまいます。

本来他人はもちろん、自分自身ですら自分の意のままにコントロールすることは出来ないので、過剰な期待をしても裏切られるだけなのですが、
期待が高い人は努力次第で自分の期待通りのことが起きると思い込んでしまいます。
その結果裏切られたという思いに強いストレスを抱えてしまい、さらに自分を追い込んでしまうのです。
感情の機微に敏感

2つ目は人の感情の変化に気が付きやすいという特徴です。
これは好かれやすい人の特徴でもあるため、決して悪いことではありませんが、
これに加えて感受性が高い人は要注意です。
感情の変化に気がつくということは、他人が感じたストレスに対しても敏感であるということです。
これに加えて感受性が高い場合人のストレスをそのまま自分の事のように感じてしまい、多くのストレスを抱える原因になってしまうのです。

この条件に当てはまるな、と感じた方は周りに不平不満ばかり言う人がいないか考えてみて下さい。
あなたの日常のストレスは少なからずその人の影響を受けている可能性があります。
もし可能なら無理して付き合い続けずに適度な距離を保つように心がける事をオススメします。
怒りっぽい

すぐにイライラして怒ってしまう
これもまたストレスを溜めやすい人の特徴です。
怒りを表に出せる人はむしろストレスなど溜め込まないのでは?
と思われるかもしれませんが、
怒りっぽい人は日常から不平不満を感じる機会が多く、
その不満を怒ることで解決できた過去があるために、
何かあればその解決のため、すぐに怒ってしまうのです。

しかし怒るという動作自体も体力を使う行為であり、これがストレス発散にはなり得ません。
そしてこういった人の周りには、次第に好意を持って近づいてくる人がいなくなるため、
自分の置かれた状況も悪化していき、どんどんストレスが溜まる環境が出来上がってしまいます。
最近カッとなりやすいな、と感じる人はそのイライラをグッとこらえて、なるべく楽観的に生きてみましょう。
そうすることで周囲の環境が改善し、ストレスを抱える原因が解消されるかもしれませんよ。
責任感が強い

最後の特徴は責任感が強いというものです。
これはイメージ通りかもしれませんね。
責任感が強い人は、頼み事や仕事を任されると、
それを必ず遂行するために強く意識するようになり、
プレッシャーを感じるようになります。

このプレッシャー自体がストレスの要因になることももちろんですが、
その過程で生じた些細な問題や、ちょっとした不具合なども常人以上に重く捉えてしまい、小さなことで大きなストレスを抱えるようになってしまいます。
結果仕事や頼み事1つに神経をすり減らしてしまうため、楽観的な人と比べて多大なストレスを感じてしまうのです。
最後に

さて今回はストレスに弱い人の特徴をお話しましたが、どうでしたか?
・理想が高い
・感情の機微に敏感
・怒りっぽい
・責任感が強い
こうした特徴を持っている人は
自分が他人よりストレスを溜めやすいかもしれないという点を認識し、
意識的にストレスを発散させるように行動したほうが良いかもしれません。
では具体的にどのようなストレス解消が良いのか。
次回は効果的なストレス解消法についてお話致します!
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