子供には見せられない!?日本昔話の怖い話3選

ホラー

さて前回の記事にてグリム童話の怖い話をご紹介しましたね。

とても子供には話せないようなグロテスクでディープな内容が多かったと思います。

ところでグリム童話はドイツ作られたお話ですが、日本にも昔話は数多く存在していますよね?

その昔話を編集し数多く放送している番組が、皆さんご存知「まんが日本むかし話」

今回はその「まんが日本むかし話」から最強のトラウマエピソードとして知られるお話を3つほどご紹介してみたいと思います!

今回もホラー好きな方は必見です!

飯降山

まんが日本昔ばなし「飯降山」

飯降山という山に3人の尼さんが暮らしていました。

この山は雪がひどく植物が満足に育たないこと、尼さんたちも修行のため動物の殺生を禁じられていることから、彼女らは常に食べるものに困っていました。

そんなある日尼さんの一人が空からおむすびが降ってくる光景を目撃します。

慌ててその場所まで行ってみると、なんとおむすびが3つ切株の上に置いてあったのです。

神様の恵みだと3人は感激し、3人で1つずつ分け合って食べました。

それからというもの、毎日おむすびが3つ切株の上に置かれるようになり、3人は毎日おむすびを食べることができました。

しかし最年長の尼さんは次第に1つだけでは満足できなくなり、とあることを思い立ちます。

それは・・・

気になる方はぜひ動画を見てみてください!

吉作落とし

吉作落とし

絶壁にしか生えない「岩茸」というキノコがあり、そのキノコを採ることを生業としている「吉作」という男がいました。

ある日吉作はいつも通りに山に登り、そこから命綱一本で崖を降り始めました。

崖を降りるのも体力を使うため、程よい場所で一度休息を取ろうと足場を見つけて、吉作はそこで休み始めました。

休息を終えて作業に戻ろうとした吉作ですが、命綱の縄が手の届かない範囲まで上がってしまっていることに気が付きます。

吉作の体重を支えるために伸びきっていた縄が手を離した拍子に元の長さに戻ってしまったのです。

崖を登ろうにも縄に手が届かず、崖の下は底も見えないほどの高さで万が一でも落ちたら即死。

助けを呼ぼうにも、危険な崖に近寄る人など誰もいません。

そんな八方塞がりの状況の中、吉作は数日を過ごします。

標高の高い崖の上で、空腹と寒さに襲われる吉作の精神は次第に壊れていってしまい、彼が思い立った行動とは・・・

善良な市民がただ理不尽な目にあってしまう、そんなやるせなさに定評があるお話です。

三本枝のかみそり狐

まんが日本昔ばなし「三本枝のかみそり狐」

とある村に血気盛んな性格の彦兵衛という男が住んでいました。

ある日村人たちが狐に化かされたという話をしているのを耳にした彼は、「自分は決して化かされたりはしない!」と意気込んで狐が出たという場所まで向かうことにしました。

向かった先で彼は赤子を背負った一人の女を目撃します。

しかしその女をよく見てみるとなんとしっぽが生えており、彦兵衛は彼女が狐だと確信します。

そこで彼女を尾行すると一軒の家に入っていくのが見えました。

彦兵衛がその家に押し入ると、そこには老婆と先ほどの女、そして女が背負っていた赤ん坊がおりました。

この女の正体を暴いてやろうと考えた彦兵衛は

赤ん坊をひったくると火のついた囲炉裏の中に投げ込んでしまうのです。

赤ん坊は狐の作った偽物であり、すぐに株か何かに戻るはずだと考えて居た彦兵衛でしたが、赤ん坊は泣き叫んだまま燃え続け、その様子を見た老婆は・・・

登場人物に全く共感ができない、ただただ後味が悪く怖い話です。

しかし子供向けとは思えない衝撃のイラストは一見の価値ありです!

最後に

今回は「まんが日本むかし話」のトラウマエピソードを紹介してみましたがどうでしたでしょうか?

子供の時に見た怖い物や、聞いてしまった怖い話って、いつまでも記憶に残り続けてしまいますよね。

これらのお話はそれを狙っているとしか思えないほど、恐ろしい仕上がりですので、未視聴の方はぜひ見てみてくださいね!

実は「まんが日本むかし話」にはまだまだトラウマエピソードがたくさんありますので、またの機会にご紹介いたしますね。

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