年間約8万人
この人数は何を表していると思いますか?
正解は日本で1年に生じる失踪者の数です。
日本で年8万人が失踪しているというのは少し衝撃的かもしれませんが、
そのほとんどがしっかりと発見されています。
しかし中には発見に時間がかかってしまうものや発見されたもののすでに亡くなってしまっていた。
という悲しいケースも存在しているのも事実です。

比較的平和な国として知られる日本でもそういった事があるわけですから、視点を海外に向けたとしたら…
治安が悪いエリアなどは特に、事件色の強い失踪事件が起きていることは想像に難くないと思います。
そんなわけで今回は海外で発生した不可解すぎる失踪事件をご紹介致します。
それでは行きましょう。
アメリカ新聞配達員の失踪

アメリカの昔の牛乳パックを見たことがありますか?
パッケージに子供の顔写真が印刷されているのですが、それらは全て失踪した子供たちです。
アメリカでは何とか子供たちを見つけ出すために、パッケージ等に行方不明者の写真を印刷することがあるのです。
この取り組みはアメリカで起きた2件の失踪事件から始まりました。
被害者の少年はいずれも新聞配達員をやっており、彼らを見つけ出すために様々な知恵が絞られました。

その一つが牛乳パックへの印刷であり、こういった取り組みの甲斐あって二人には数多くの目撃情報が寄せられました。
しかし残念ながら、警察の捜査もむなしく彼らの発見には至りませんでした。
歴史の闇に葬られた天才発明家
天才発明家
そう聞いて誰を思い浮かべますか?
多くの人は電球の発明者「トーマス・エジソン」が浮かぶと思います。

彼は本当に多彩な発明をしていますからね。
彼の発明の一つに映画用カメラの「キネトグラフ」

というものがあるのですが、実はエジソンの発表前に映画用カメラを発明した発明家がいるのです。
彼の名はルイ・ル・プランス
フランスの誇る発明家です。
彼はエジソンより早く映画用カメラを開発し、その発表のためにニューヨークに向かっていたのですが、
その道中乗り込んだ電車で行方が分からなくなってしまいました。
結局彼は現在も見つかっておらず、数年後にエジソンがキネトグラフを発表したのです。
彼の失踪、少し闇が深そうですね。
テキサス・キリング・フィールズ

テキサス州のヒューストンとガルベストンという地区の間には、
「キリング・フィールズ」
と呼ばれる80キロほどの長さ荒野が広がっています。
そこでは今までに30人以上の若い女性が行方不明、もしくは殺害されており、
それを畏怖した人々によりこの名前が付けられました。
さらに恐ろしいことにここで起きた事件のほとんどが未解決のまま終わっています。
事件には複数の犯人が絡んでいると考えられていますが、その詳細含めて何もかも謎が多いのです。
アメリカに行く際はくれぐれもご注意くださいね。
タラ・キャリコ失踪事件

最後はアメリカで起きた失踪事件です。
1988年9月、ニューメキシコ州にてタラ・リー・キャリコという当時19歳の少女が、謎の失踪を遂げます。
失踪当日、彼女は大学に出かけたものの夜になっても帰ってくることがなく、
心配した母親が警察に通報したことで彼女の捜索が始まりました。
捜索の結果タラが最後に目撃された地点か5キロほど離れた場所で彼女が所有していたカセットテープが見つかり、さらにそこから離れた地点で彼女のウォークマンの部品が見つかりました。
そして彼女の失踪から10ヵ月以上経った後、
一枚の衝撃的な写真が発見されました。
それがこちら

車の中で手を縛られ、口にガムテープを貼られた少年と少女。
この少女がサラだったのです。
これにより誘拐事件の可能性が一層強まり、この車の目撃情報なども数多く寄せられました。
しかしそれでも犯人の発見はおろか、タラの発見に至ることはできず、
事件は30年以上たった今も多くの謎を残したまま未解決となっています。
最後に

さて今回は世界の奇妙な失踪事件をご紹介してみましたがどうでしたでしょうか?
多くの謎と不気味さを残す未解決事件。
これらが少しでも早く解決することを祈るしかないですね。
昨今は監視カメラなどが増え、個人のプライバシー侵害が問題となっていますが、こうした背景を鑑みれば致し方ないのかもしれません。
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