昨日の記事で三回見たら死ぬ絵についてお話しましたね。
一目見たら忘れられない衝撃的なこの一枚。

こちらはポーランドの画家、ベクシンスキーによって描かれました。
ベクシンスキーは「終焉の画家」という異名を持っており、
三回見たら死ぬ絵だけに留まらず、生涯にわたって数々の恐ろしくも美しい絵画の数々を世に出し続けていました。
今回はそんなベクシンスキーが描いた恐怖の絵を7点ほどご紹介したいと思います。
最近一段と寒さが増してきましたが、さらに身震いするような寒さをご所望の方は必見です。
口の中に・・・

まず最初にこちら!一枚目からすでに衝撃的ですね
青い目をした巨大な人型の口内に入り込むクモのような何か。
自分の口の中にこれだけの量のクモが入ってきたらと思うと鳥肌モノですね・・・
しかもこのクモよく見ると・・・
人の形をしているんです。
階段の先い広がるもの

手前の階段を上った先に広がっているのは、地獄の入り口化のような怪しげなゲート
その先に一際きらめく青い海のように、宇宙のようにどこまでも広がる不思議な空間
全体的に薄暗い世界観の中に、輝く青と白のコントラストが非常にきれいな一枚ですよね。
手前の階段に赤い血のようなものが見えますが、
いったい誰が通ったのでしょうか。。。
絶対に通りたくない道

怪しげなローブを羽織っている巨大な骸骨の石像が両サイドにズラリ
恐らく無機物だとは思いますが、何体かは明らかに下を歩く人間の方を見据えています。
これ、本当に石造ですよね・・・?
何にせよ、絶対にこの道を通りたくありませんね。。。
蝕・・・?

大小様々な人型の何かに囲まれている、おそらく人間と思われる中央の人型達。
漫画ベルセルクの「蝕」を彷彿とされる絶望感漂う一枚ですね。
彼らはこの後一体どうなってしまうのでしょうか?
ネガティブな想像が止まりません。
海から訪れたナニか

個人的に筆者が一番好きな一枚です。
恐らく海から這い出てきたであろう、怪しげな人型の何か。
口元からはパイロット服のような人工的な管が伸びています。
その左手には一人の少年が頭を押さえつけられています、
彼は道案内をさせられているのでしょうか。
一体少年が指さす方向には何があるのでしょうか。
カマキリ人間の食卓

向かい合って食事を摂っている、カマキリのような形をした奇妙な人型。
身体が部分ごとに上半身は骨しか残らないほどやせ細っているのに、
下半身は異常なほどに脂肪がついています。
どうしてこのような体形になったのか。
もしかすると彼らは一度も席を立つことがなく、ずっとこの態勢で食事を摂り続けているのかもしれません。
磔にされているのは

十字架に磔にされている、辛うじて肉や皮がついているように見える人骨
まるでイエス・キリストを彷彿とさせますね。
十字架の下にはおびただしいほどの人骨や、皮だけになった死体。
明らかに十字架に向かって集まってきているように見えます。
自らの死の寸前に主たるイエスに救いを願って集まった人たちなのでしょうか。
その願いは届かなかったようですね。
最後に

さて今回はベクシンスキーの怖い絵をご紹介してみましたが、どうでしたか?
ベクシンスキーの絵は本当に恐ろしいですが、
絵の中に確かな物語が存在しており、見れば見るほどやみつきになってきますよね。
今回は紹介しきれませんでしたが、ベクシンスキーの描いた恐ろしい絵はまだまだありますので、近いうちにまたご紹介致しますね。
もしよければ楽しみにしておいてください!
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