前回の記事で人工精霊タルパの説明とその作り方をご説明しました。
しっかりとしたイメージを持てば誰でも簡単に「タルパ」を生み出すことができ、彼らはよきパートナーになってくれるだろう。
と前回の記事で書きましたが、
・実際にタルパを作るメリットはどんなことがあるのか
・逆にデメリットはどんなことがあるのか
今回は上記の2点についてお話致します。
メリットも数多くありますが、タルパには恐ろしいデメリットも存在しているので今回の記事でタルパのことをしっかりと知っていただけると幸いです!
タルパのメリット
➀寂しさを埋めてくれる

タルパを作るうえで一番大きなメリットともいえるのがこちら。
いつでも一緒にいてくれる存在ができることで寂しさを感じることはなくなるでしょう。
また自分の半身ともいえる存在なので、自分のことを誰よりも理解してくれているし、自分にしか見えない存在なので、自分から離れる心配もありません。
決して裏切ることのない自分だけの仲間、普通の友人よりずっと安心できる存在となることでしょう。
➁何でも相談できる

タルパは自分以外と話すことができないので、どんな相談でもためらわずにすることができます。
自分で作り出した存在なので、タルパに相談しても意味ないがないのではないかと思うかもしれませんが、彼らはオート化によって意思を持って動いています。
また最初に練り込んだ設定によって、彼らの性格は宿主とは異なるものになっていることも多いのです。
そのため自分では思いつかないようなアドバイスをもらえるかもしれません。
➂過去の記憶を思い出すことができる

タルパを生み出すことで自分の中で別の人格が生まれますが、自分の中から生み出された以上、記憶は自分と共有しています。
ただし別人格ということで、ものの考え方や記憶力は自分と異なっていることがあります。
そのためタルパに言われて過去の記憶を思い出したり、ド忘れしてしまったことをタルパが教えてくてることもあるのだとか。
これは非常に便利そうですね。
タルパのデメリット
➀脳に過度の負担がかかる

メリットで述べた記憶を二人で共有するという行為、便利ではありますがそれにより脳には2倍の負担がかかっています。
そのため脳のパフォーマンスが著しく低下することがあり、今までできていた簡単な計算や、思考ができなくなることがあります。
結果としてタルパ以外との会話が困難になるなど、日常生活に様々な弊害が起こる恐れがあります。
➁一度作ると自分の意志ですぐには消せない

タルパのオート化に成功すると自分の意志で消すことが困難になります。
消したくても嫌でも現れるし、離れたくても常に自分のそばにいて離れることはありません。
もちろん意識しないように心がければ、いずれは現れなくなりますが、消したい相手が常にそばにいるというのは計り知れないストレスになってしまいます。
③自分の人格に影響する

こちらが最大のデメリットです。
自分の脳内にもう一つの人格ができるというのは、言ってみれば二重人格に近い状態なわけですね。
そのためタルパの性格が強すぎると、本来の自分に影響を及ぼし始めタルパの言うことが絶対になってしまったり、タルパに洗脳されたりする可能性があります。
また最悪の場合タルパの人格をそのものを乗っ取られ、本来の自分が消えてしまう可能性もあるようなので、十分に注意が必要ですね。
タルパは欲しい?欲しくない?

さて今回はタルパのメリット・デメリットについてご紹介してみましたがどうでしたでしょうか?
タルパを生み出すことができればよき友になることは間違いないでしょうし、タルパは様々な恩恵を与えてくれるはずです。
しかしその裏には思考力の低下や人格崩壊、こういった危険なリスクをはらんでいます。
作れはしても人に扱いきれるものではないという意味では人工「精霊」とはよく言ったものですね。
みなさんはどうでしょう?タルパが欲しいですか?
もしほしいと思った方はくれぐれも自己責任で作成をお願い致します。
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