人類最大の発明〜お金が持つ第4の機能と複利について〜

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さて前回の記事でお金が持つ基本的な3つの機能についてご説明しましたね。

・価値を測る機能

・交換機能

・保管機能

お金はこれら3つの機能があるというお話でした。

しかし実はお金にはもう1つ重要な機能があるのです。

実はこれこそが現代社会で豊かに生きる上で最も重要な機能なのですが、

知らない人からしたらとことん無縁な機能でもあるので、活用している人は意外に少ないかもしれません。

それは天才物理学者アインシュタインが

人類最大の発明

とまで評したとある物と密接に結びつく機能。

今回はお金の持つ4つ目の機能についてご説明致します!

お金を稼ぐ機能

4つ目の機能それは

お金を稼ぐ機能です。

よく分からないという方もいるかと思うので、具体的にお話しますね。

お金はそれ自体には金額以上の価値がありません。

しかし人に貸したり投資対象へ投資することによってそれ自体がお金を稼いでくる力を持っているのです。

例えば銀行口座に入れているお金が分かりやすいです。

口座にお金を預けていると、定期的に利息が発生しますよね。

なぜ利息が付くかと言えば、預金という行動を通して、間接的に私達が銀行にお金を貸しているため。

銀行はその預かっているお金を運用することで利益を得ているのです。

だから銀行にお金を貸している私達は預金の金額や期間に応じて銀行から利息がもらえる仕組みになっているわけですね。

しかもこの利息がつく金額は預金額全てが対象。

つまり複利がつくということになります。

人類最大の発明、複利とは?

複利と聞いてピンとこない方もいるかもしれません。

実はこの複利というものこそ、アインシュタインが

「人類最大の発明」

と称したものなのです。

複利とはすなわち利子に対してつく利子のことです。

4つ目の機能である「物を貸すことでお金を稼ぐこと」

この機能だけならお金以外にも果たすことができます。

レンタルショップが生業として成立していることからも分かる通り、物を貸すことでもお金を稼ぐことはできますよね。

しかしあくまで稼げるのは物を貸した期間や価値に対して。

ここがお金と他の物との決定的な違いなのです。

お金の場合

預ければ、預けた金額に利子が付き、次のタイミングでは預けた金額とその利子にまで利子が付く。

つまりお金は預けることでその価値以上の利子を永久的に有無出し続けることができるわけです。

まさに夢のようなお話ですよね。

複利を利用した怖いサービス

さて複利について触れたところでこれを利用した怖いサービスについてお話しておきましょう。

それはここ数年で名前を聞く機会が増えた「リボ払い」というサービスです。

リボ払いは高い買い物をしたときに、その返済期間を小分けにすること決済の負担を減らす、

一見するととても便利な支払方法です。

しかしお店には結局誰かがお金を支払わないといけないわけですから、カード会社がお金を支払いその負担を一時的に肩代わりします。

そして肩代わりをする代わりにその期間に応じて利用者から手数料を取るというのが、リボ払いの仕組みです。

しかしこれだと普通のクレジット払いと何ら変わらないように思いますよね?

リボ払いが怖いと言っている本当の理由は

手数料に複利が発生するため。

つまり手数料が複数回発生すると、今までの手数料分の金額も上乗せした額を請求されるのです。

複利が発生する以上10万円の買い物をリボ払いで支払った結果支払総額が15万円になってしまった。

なんてこともざらにあるわけで。

だからこそリボ払いはよく「絶対に利用してはいけないサービス」

と言われたりするのですね。

最後に

さて今回はお金の持つ第4の機能と複利についてお話してみましたが、どうでしたでしょうか?

お金を使ってお金を稼ぐ

この仕組みに気が付くことがお金持ちへの第一歩。

私自身はお金持ちになることが幸せになることだとはあまり思っていませんが、

お金がないことで不幸を招く機会は割と多い世の中ですので、お金を稼ぐ手段は知っておいて損はないかなと思っています。

そしてそれ以上にこの仕組みを利用して人からお金を巻き上げる人はとても多いので、

そうした被害を受けないためにも正しい金融知識を多くの人に持ってほしいと願っております。

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