自分だけが使える特別な能力
多くの人が憧れるものですよね。
近年人気を博している「異世界転生作品」や「スパイダーマン」などのアメコミヒーローが長い間愛されているのには、こういった異能の力へのあこがれがあると思います。
とはいえああいった超能力はあくまでフィクション作品だからこそ使えるもの、
普通の人間には使えるはずがありませんね。
しかし世界にはスーパーヒーローの超能力とまではいかないまでも、
人間の限界を超えた能力
を使える人が実際に存在します。
今回はそんな人間の限界を超えた超能力を4つほどご紹介致します。
四色型色覚

唐突ですが、上の絵がいくつの色で構成されているか数えてみてください。
さていったいいくつに見えたでしょうか?
実はこれ、簡単ではありますがその人の色の識別能力を確かめるためのテストなんです。
結果はこちら
20色未満…『二色型色覚』
20~31色…『三色型色覚』
32~39色…『四色型色覚』
こちらの絵は全部で39色で構成されているのですが、
ほとんどの人が20~32色までの色しか識別することができません。
しかし稀にそれより多くの色を正確に識別することができる人が存在します。

その人達は「四色型色覚」を持っているとされ、
通常の人が判別できる光の三原色「青・赤・緑」に加えて紫外線、つまり紫色を正確に識別できるとされています。
彼らは同じ景色でも見えている色の量が全く異なるわけですから、実質普通の人とはまるで違う世界を見ていることになりますね。
とはいえ上の絵だけで「四色型色覚」かどうかを判断するのは困難なので、興味がある人は正確なテストを受けてみることをお勧めします。
自分の思わぬ超能力が開花するかもしれませんよ。
スーパーテイスター

超視覚を持っているのが、「四色型色覚」だとすれば
スーパーテイスターはさしずめ、
超味覚
といったところです。
彼らには味覚を感知するための「味蕾」が人よりも多く存在しており、
ほんの少しの味の違いや、少量しか入れていない調味料を正確に把握することができます。
料理人になったら大活躍できそうですね。
しかし残念ながら良い面ばかりではなく、スーパーテイスターには悪い面も存在します。
それは味覚が敏感過ぎて、苦みや臭みを過剰に感じてしまうこと。
野菜や、癖のある肉など、常人なら特に気にせず食べられるようなものでもスーパーテイスターからすると食べるのが苦痛なものも多く、
知らない人が見ると彼らは好き嫌いが多く見えのです。

味覚が敏感な幼少期に好き嫌いが多かったことを思い出していただければ、
スーパーテイスターのことも少し理解が深まるかもしれません。
エコーロケーション

この言葉、どこかで聞いたことがありませんか?
動物が好きな方は、イルカの持つ能力の一つとして知っているかもしれませんね。
エコーロケーションとはすなわち
音の反響を利用して周囲を把握する能力の事です。

何らかの音を発すれば、それが物にあたった時反響して音が返ってきますよね?
音だけで周囲を把握する、上の2つから言い換えるなら、超聴覚と言ったところでしょうか。
あの反響音から、周囲の除去を把握することをエコーロケーションと呼ぶのです。
これを人間が使えるというのは驚きですよね。
エコーロケーションは耳に頼るという性質上、目が見えない方が習得しやすい傾向にありますが、
どんな人でも訓練次第で習得することが可能です。
目を瞑ったまま、声を発して壁の位置などを測るといい練習になりますよ。
良かったら練習してみてはどうでしょうか?
映像記憶能力

最後は脳に関する能力です。
映像記憶能力は文字通り、目で見たものを一瞬で写真や映像のように正確に記憶できる能力の事です。
今回ご紹介した能力の中でもトップクラスに強力な能力と言えるでしょう。
あらゆるものを一瞬で記憶できるわけですから、
試験など記憶を求められるような局面では無類の強さを発揮します。
どんな資格でも取得でき、どんな学校でも少しの努力で行くことができる。
さらにこの能力は訓練次第で、後天的に身に着けることもできます。

まさに夢のような能力だと思いませんか?
しかしこの能力には実はそれ相応のデメリットが存在しています。
映像記憶能力に秘められたデメリットとは何なのか・・・
次回の記事でご紹介致しますね!
最後に

さて今回は人間が持つ特殊能力を4つほどご紹介してみましたがどうでしたでしょうか?
超視覚、超聴覚、超味覚
少し地味に思うかもしれませんが、これらを持つ人がそばにいたら絶対憧れてしまいますよね。
そして最後にご紹介した映像記憶能力
身に付けられるならぜひ身に着けたい!
という方も多いのではないでしょうか?
そんなわけで次回は映像記憶能力を身に着けるための訓練方法と、
能力の恐ろしいデメリットについてご紹介致します。
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