皆さん最近旅行に行かれましたか?
もう1年以上旅行に行けてない!という方も多いと思います。
この非常時ですので仕方がないとはいえ、旅行好きの方にとってはこの1年はとてもストレスが溜まるものになったのではないでしょうか。
今回はそんな方々に向けて世界の幽霊屋敷を3つほどご紹介していきたいと思います。
興味がわいたらぜひ、コロナ後に行きたい場所リストに加えていただけたら幸いです!
ウィンチェスター・ミステリー・ハウス

まずはアメリカにあるこの屋敷。
おそらく世界で最も有名な幽霊屋敷ではないでしょうか。
この屋敷はサラ・ウィンチェスターという女性が所有しており、38年間、毎日休みなく増築工事が行われていたことで知られています。

一体なぜこれほど長期にわたって増築工事が行われることとなったのか、その謎を解くヒントは彼女の名前に隠されています。
ウィンチェスター、聞き覚えがある名前ではありませんか?
しっくりこない方はウィンチェスター・ライフルと聞いたらどうでしょう?聞いたことありませんか?
実は彼女はウィンチェスター・ライフルで知られる銃器メーカー
ウィンチェスター・リピーティングアームズ2代目社長の妻だったのです。
彼女は夫であるウィンチェスター社2代目社長が亡くなってからというもの、悲しみに明け暮れる日々を過ごしていました。
そんなとき彼女は知り合いに紹介された霊媒師から、銃の製造により多くの人の命を奪ってきたウィンチェスター家は呪われている。
ウィンチェスター社の銃が人を殺すたびに殺された人が怨霊となりウィンチェスター家を呪いに集まってくる、という話を告げられます。
恐怖した彼女は怨霊が集まるための屋敷を作り、増築を続けることで、増え続ける怨霊の居場所を設けて怨霊を鎮めようとしました。
それが38年間も増築を続けた奇怪な幽霊屋敷、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスというわけです。
ボーリー牧師館

ボーリー牧師館はイギリスにある、1863年に建設されたヘンリー・ブルという人物の住居です。
詳しいきっかけについては謎に包まれていますが、この牧師館では修道女や馬車の幽霊の目撃情報がある。
ベルの鳴る音、誰かがやささやくような奇妙な声が聞こえる。
などの不可思議な現象が多発したことで、一部の間で怪現象が起きる場所として噂になっていました。
そして1937年にはハリー・プライスという超常現象研究家が調査のためにこの館に移住し、
その調査結果をまとめた報告書を世間に公表したことで、この館の存在が世界に知られることとなりました。
しかしその2年後の1939年に館は焼失。
5年後の1944年には焼け跡を含めて完全に撤去されてしまいました。
しかし今でもその跡地にて幽霊の目撃情報は絶えず、それを求めて世界各地から観光客が訪れています。
ガイザーグランドホテル
最後はアメリカオレゴン州にある、ガイザーグランドホテルです。
創業は1889年と古いですが、なんと今でも営業しており、普通に宿泊することができます。
「じゃあ普通のホテル紹介じゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、こちらも立派な幽霊屋敷として知られているんです。
もちろん普通に泊まる分には問題はありません。
しかしホテルの地下に怪奇現象が多発するという理由から、関係者以外立ち入ることができない食料倉庫があるのだとか。
さらにこの倉庫内幽霊に襲われそうになったという従業員の証言もあるらしく、ホテルの関係者の中でもごく一部の人物しか入ることができない区域も倉庫内に存在するのだそうです。
そういった噂からこのホテルは泊まることができる幽霊屋敷として、その界隈の方から非常に人気があり、多くのオカルトマニアが泊まりに来ているのだそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
世界の不思議な幽霊屋敷。
実際に幽霊がいるのかどうかは、現場に赴いた人たちにしか分かりません。
しかしそれでも多くの人を魅了し続けている不思議な場所は世界中に存在しています。
旅行が自由に行けるようになったら、こういった不思議な場所を巡ってみるのも面白いかもしれませんよ。
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