世界の鍵を握るのは日本?〜エコノミスト2022を読み解いて分かること4選〜

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昨日の記事では、現在のノストラダムスが予言する2022年の出来事についてお話しました。

2022年は世界の情勢を分ける節目の年になるかもしれない。

そういった予言を見ていきましたね。

ところで予言といえば、今年1年の世界の動向を示唆する表紙で話題の雑誌

「エコノミスト」をご存知でしょうか?

毎年1年間の世界の動きを予言するような意味深な表紙を発表し世界を沸かせている雑誌ですが、2022年の世界をエコノミストはどのように表現したのでしょうか?

今回はエコノミストの表紙から読み解ける2022年について解説いたします。

陰謀論や世界情勢ネタがお好きな方はぜひ最後まで読んでみてください!

エコノミスト2022の表紙

さて早速今回のエコノミストの表紙を見てみましょう。

それがこちら。

バイデン大統領と習近平主席、世界を牛耳る2名の顔が非常に目立つ表紙になっていますね。

現在のノストラダムスも予言していた通り2022はこの2名、

すなわちアメリカと中国の対立がさらに激化する年となりそうです。

今回の表紙もそれを色濃く表しており、絵が全て対比構造になっている事がわかります。

ではここから具体的に何が対比されているのかなど、もう少し深い内容についても見てみましょう。

タイトルの変更

この表紙を読み解く上でまず重要な要素として挙げられるのがタイトルルールの変更です。

これまでのエコノミストは

World in 〇〇〇〇というように、inのあとに年代を付けることでその年に起きることを予測していました。

しかし今年はWold ahead 2022

タイトルがinからaheadに変更されているのです。

これが意味するものは恐らく

2022年だけの問題ではなくなった

ということでしょう。

今年起きる問題は年内に完結するようなものではなく、これから数年に渡って起こることの序章である。

それを示唆するためにWorld ahead(世界の先)というタイトルになったと考えられます。

新型コロナを巡る抗争

さきほどお伝えしたとおり今回の表紙は露骨なまでの米中対立構造が描かれています。

それを象徴する1つが顕微鏡・注射器・ウィルスの絵、すなわち新型コロナを巡る争いです。

2021年に登場したコロナワクチンによって大国では新型コロナへの対抗手段が生まれ、少しずつですがコロナを克服するフェーズに入り始めています。

しかしその反面発展途上国では充分なワクチンが行き届いておらず、コロナに対して無防備な状態が続いています。

その結果ワクチンを先進国が占有しているとして途上国と先進国の軋轢が生じており、先進国は対応に追われています。

今の米中間では途上国にいかに早くワクチンを行き渡らせ、

途上国を味方につけていくかという新しいコロナ戦争が巻き起こっているわけなのです。

エコノミストの表紙もそういった事を表しているのか、

顕微鏡のスコープがまるで軍艦の主砲のように互いに向き合って狙いを定めており、

注射器もミサイルに見立てて互いをめがけて飛ばし合っているように見えます。

2022年はよりコロナを巡る争いが激化することになりそうです。

エネルギー問題への対応

次に構図に違和感がある風力発電の風車について見ていきましょう。

顕微鏡が互いを向いていたこととは対象的に、風車は同じ方向を向いています。

風は一方からしか吹かないから当たり前だろ

と思われるかもしれませんが、これはエネルギー問題に関しては米中共に同じ方向を向いている。

つまり足並みが揃っていると解釈することも出来そうです。

エネルギー問題は地球全体が直面している重要な問題なので、同じ方向を向いているのは良いことですね。

しかし気になるのが風車の大きさ。

中国はプロペラが見えるほど大きいのに、

アメリカは辛うじて風車が見える程度の大きさしかありません。

これは恐らく米中間でエネルギー問題に取り組む姿勢が違うことを示しているのだと思われます。

エネルギー問題改善に消極的なアメリカは今後この点を批判されることも増えそうですね。

表紙に隠れた国旗

さて最後に読み解くことができる重要な要素ですが、

皆さんこの表紙を横にして少し離れて見てみてください。

何か気が付くことはありませんか?

白い背景の真ん中に描かれた赤い丸。

とある国の国旗のようにも見えるのですが…

もう皆さんお気付きですね。

そう実はこの表紙自体が日本の国旗を背景に描かれているのです。

そして何より米中の争いの構図が全て日本の中心に描かれている、

すなわち日本を巡る米中間の対立を表すような構図になっているのです。

衰退しているとはいえ日本は世界3位の経済大国であり、

影響力や軍事力共に無視は出来ない国です。

それ故に中国は日本がレッドチームするように圧力をかけてきている現状です。

今はアメリカの同盟国であり、ブルーチームに数えられる日本ですが元々はアメリカと真っ向から戦争した国。

今後中国側に付かないとも限らないというのが世界の考えなのでしょう。

そのため日本がどちらに転ぶかによって世界情勢が大きく傾く。

エコノミストの表紙はそういった事を示唆しているのかもしれません。

最後に

さて今回はエコノミスト2022の表紙を読み解いてみましたがいかがでしたか?

色々な要素がありましたが、米中間の抗争が激化する1年になる。

表紙のトピック全てはこの点に集約されているといえますね。

次の記事ではエコノミストの中身の部分。

2022年に注目すべき10個のテーマについてお話したいと思います。

ぜひ次も読んでみてくださいね!

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