子供の時に見た映画の中で目に焼き付いたシーンや、印象的なキャラクーというのは大人になっても鮮明に覚えているものですよね。
特に子供の時に見た怖いキャラクターというのはトラウマとして記憶に残っていると思います。
大人になってみるとそれほど怖くなくても、子供の頃は寝れなくなるほど恐怖を植え付けられたトラウマキャラクター達。
今回はそんな子供にトラウマを植え付けたであろうキャラクターを4体ほど紹介したいと思います。
ホラー映画のキャラクターがメインになりますので、苦手な方はご注意を!
ペイルマン/パンズラビリンス
最初にご紹介するのは2006年公開の映画「パンズラビリンス」に登場する、目が掌についている異形の化け物「ペイルマン」です。
このビジュアル、ホラー映画で一線を張れそうな見た目ですが、実はペイルマンは映画の中で5分ほどしか登場しない脇役であり、「パンズラビリンス」もホラー映画ではありません。
「パンズラビリンス」のストーリーはおとぎ話に出てくるような妖精や怪物が蠢く迷宮で、主人公が3つの試練をクリアするために奮闘するというダークファンタジーであり、
「ペイルマン」もあくまでその試練の過程に登場するキャラクターの1体にすぎません。
しかしその圧倒的なビジュアルや、妖精たちを食い散らす鮮烈なシーンによってペイルマンはトラウマモンスターとして名前が度々挙げられる一体となりました。
ピンヘッド/ヘルレイザー
グロテスク映画としてコアなファンが多い映画「ヘルレイザー」に登場するのがこのピンヘッド。
顔中に釘が刺されており、見ているだけで痛々しいビジュアルをしていますね。
ヘルレイザーは「究極の快楽を体験できる」というパズルボックスを偶然解いてしまった主人公によって、「究極の痛みこそ究極の快楽の源になる」と考える異形の集団「セノバイト」がこの世界に呼び出されてしまうというモンスターホラーであり、
ピンヘッドはその「セノバイト」の首領を務める人物です。
作品自体の強烈なゴアシーンも相まってピンヘッドは忘れられないトラウマモンスターとなりました。
ジグ・ソウ/SAW

死と隣り合わせの過激なゲームに突如巻き込まれ、生き抜くために時に自分の体の一部や臓器を失うことを強いられる、理不尽極まりないサイコスリラー映画で知られるSAWシリーズ。
シリーズにおいてジグ・ソウはゲームの主催者であり、黒幕的な存在です。
しかし彼は他のキャラクターとは異なり正体はいたって普通の人間です。
そんな彼がなぜトラウマキャラクターとして知られているのか?
それはひとえに彼が考案した無慈悲なゲームの数々が理由と言えるでしょう。
・使用済みの注射針の山の中で、体中を針に刺されながら鍵を探すゲーム
・時間が来ると顎が上下に引き裂かれるマスクを装着させられ、それを解除するカギを死体の身体を解剖しながら探すゲーム
・制限時間内にカギを取らないと、体が少しずつへし折られていくゲーム
など、絶対に巻き込まれたくない恐怖のゲームの数々を考案する彼はまさにトラウマそのもの。
人間が一番怖いとはよく言ったものですね。
ペニー・ワイズ/IT
最後に紹介するのは殺人ピエロが子供たちを襲うホラー映画「IT」に登場する殺人ピエロこと「ペニー・ワイズ」です。
彼は容姿こそ怪しいピエロのような見た目をしていますが、正体は人外であり、悪魔や地球外生命体の類であるとされています。
笑顔で子供を襲うピエロ、トラウマ要素としてはこれだけで十分ですが、実は彼には実在するモデルが存在しています。
それは「キラー・クラウン」の名で知られるアメリカの殺人鬼「ジョン・ゲイシー」

彼については以前記事で触れましたね。
ピエロに扮して子供を楽しませる一方で、子供に性的虐待を加えたうえで惨殺していたというサイコパス殺人鬼。
実在する人物がモデルということもあり、「ペニー・ワイズ」は見たものに強烈な印象を植え付けました。
最後に

さて今回は映画のトラウマキャラクターを紹介してみましたがどうでしたでしょうか?
あまり過激な映画は年齢制限が設けられているため、子供が見る機会は少ないかもしれませんが、
もし何かの拍子に子供の時にこれを見てしまっていたら・・・
トラウマとして記憶に焼き付くのも無理はないですね。
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