巨大物恐怖症
というものをご存知でしょうか?
読んで字の如く、巨大なものを目にすると不安になったり、恐怖を覚える症状のことです。
恐竜やマンモス、ロボットや戦艦など、巨大なものにはロマンがありますが、
度を超えたものは普通に恐怖を感じてしまったりしますよね。
今回は巨大過ぎて見ていると怖くなる、世界各地の巨像をご紹介致します。
※巨大物恐怖症の方は要注意です!
ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像

バリ島の新たなシンボルとして2018年に誕生したのがこの、超巨大なガルーダ像です。
完成まで実に28年もの歳月を費やしたとのこともあって、
高さ約121メートル.重量は約4千トンと規格外の像に仕上がっています。
この像が置かれているガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ・カルチュラル・パークには他にも頭だけのガルーダ像など、ガルーダ関連の像がいくつかあるので、興味がある人はぜひ行ってみてください!
関羽像

中国の湖北省荊州市に存在する、全長57メートルの巨像。
これは三国時代の人気武将・関羽をモチーフとする像で、市が巨額の費用を投じて2016年に完成させました。
完成後は長い間荊州市の人気観光名所になっていたのですが、大きすぎて邪魔だというクレームも相次いでいたようです。さらに追い打ちで
高さ24メートル以上の建築物を建ててはならない、
という指定地区に建てられた違法建築であることが発覚してしまい、2021年9月に移転が決定しました。
コルコバードのキリスト像

ブラジルに存在するコルコバードのキリスト像は1922年のブラジル独立100周年を記念して、建築が開始され1931年に完成した巨像です。
高さ39メートル、重量635トン、大きさとしてはそこそこですが、丘の上に建てられているため実際にはもっと巨大に見えます。
この像の中には150人程が入れる礼拝堂が作られており、
意外にも実用的な像となっています。
チンギス・ハーン像

モンゴルの英雄といえば、征服王チンギス・ハーン。
当然国内での人気も高く、専用の博物館まで設けられています。
その博物館のシンボルでもあるチンギス・ハーン像は
高さ40m、重さは250トンもあり
世界一大きな騎馬像としてギネスブックにも載っている巨像です。
この巨像の台座の部分が博物館になっているため、チンギス・ハーンの真下で彼の歴史を学ぶこともできます。
ファンからしたらたまらないシチュエーションですよね。
統一の像

いよいよ世界最大の像の登場です。
それはインドにある統一の像
全長は約240mと今回紹介する像の中でも規格外の大きさを誇っており、
その高さは東京都庁とほぼ同じなのだから驚きです。
像のモデルはサルダール・ヴァッラブバーイー・パテールという、インド独立に大きく貢献した人物なのですが、日本人で彼を知る人は多くないかもしれませんね。
この像も中に入ることができ、中には高さ135mの展望台などがあり、絶景を楽しめる施設としても人気を博しているようです。
牛久大仏
最後は日本からのエントリー
茨城県牛久市にある牛久大仏は、
全長120メートルで、ブロンズ製のものとしては世界最大の巨像です。
大仏には入ることができ、中には
数々の展示品が納められているだけでなく、展望フロアーなども存在し、その大きさを肌で感じることができます。
周辺には小動物公園や花畑なども存在する複合施設となっており、
観光目的でも楽しめる仕様ですので、興味がある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?
最後に

さて今回は世界各地の巨像をご紹介しましたがどうでしたか?
外国のものは情勢的にまだ難しいですが、茨城県の牛久大仏辺りなら時期を見て見に行くことができるかもしれませんね。
ゲームや映画に出てくるような巨大な建築物をぜひ生で見てみたい!
という方は良かったら参考にして見てください!
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