以前の記事でサイコパスの特徴をご紹介しましたね。
自身に溢れカリスマ性があるものの、平気で嘘を付いたり人を傷つけたりすることに躊躇がない、人間性が欠如した人物、それがサイコパスの特徴です。
彼らは基本的にコミュニケーション能力に長けており、どんな人とでも打ち解けることができるのですが、彼らの中にも苦手とするタイプがあり、そのタイプには寄り付こうとしません。

つまりその特徴を持つ人はサイコパス関連の事件や事故に巻き込まれるケースが極端に少ないのです。
ではそのタイプとは一体どんなものなのか。
今回はサイコパスに嫌われる人の特徴をご紹介致します。
口数が少なく自分語りをしない

サイコパスは人の意志を汲み取る事が得意であり、他人を自分の意のままにコントロールすることを好みます。
そのため口数が多く裏表のないタイプはサイコパスに取って格好の餌食になるわけです。
相手から得られる情報が多いほど、確実に相手を理解しコントロールしやすくなるわけですから、これは当然と言えば当然ですね。

逆を言えば自分のことを話さず、ほとんど会話をしない相手は得体がしれず、コントロールすることも困難であるため、進んで近づくことはありません。
サイコパスは自分のメリットとなる人間としか交流を持たないため、自分に利点がないと判断した時点で近づくことすらないのです。
つまり一匹狼タイプの人はサイコパスに狙われにくいということですね。
同調意識が強い

先ほど挙げたタイプとは真逆になりますが、同調意識が極端に強く、多くの仲間に囲まれている人もサイコパスは嫌います。
なぜなら彼らには
人の感情が分からないため。
多くの仲間に囲まれ調和を保ちながら生きている相手と同じ空間にいるのはサイコパスにとって非常に体力を使うことなのです。
サイコパスは明晰な頭脳と自身の経験から学習した知識によって、場の空気を読むことは得意です。

また相手に必要に応じて同調する振りや相手から好かれる言葉を投げかけることもできます。
しかしそれらはあくまでポーズであり、彼らは本心からそうしているわけではありません。
そのため本心から人に共感したり、心から他人を大切に思うような人間を理解することが出来ないのです。
そのため常に集団の中心にいるような人物をサイコパスは警戒しており、近づくことはないのです。
論理的な人

今まで挙げた特徴とは少し毛色が違いますが、論理的思考を得意とする人間もまたサイコパスが嫌う相手です。
前述のサイコパスは目的のためなら嘘を付くことも躊躇しません。
とはいえサイコパスは頭が良いので、基本的に綻びがないように嘘をついているのですが、それでも嘘を付き続けるといつかは綻びが生じるもの。

その綻びを追求されることをサイコパスはひどく嫌っています。
そのため物事の整合性を重視する人や論理的思考で物事を考える人など、綻びに気が付きやすく、そこを突いてくるような相手を特に避ける傾向があるのです。
わがままで破天荒な人

最後のサイコパスに敬遠される特徴は
わがままで破天荒な人。
それは嫌う人が多いだろ、と思うかもしれませんが、サイコパスの場合は特に顕著です。
何度か述べている通り、サイコパスは相手の意思を理解し、相手を意のままにコントロールすることを望む人種です。
そのため、自分の気分のまま行動したり、型破りな行動を頻繁にされると、相手の分析ができずに、彼らの理解の範疇を超えてしまうのです。

さらに彼らは人に振り回されるような状況を嫌うため、
わがままな人に合わせなければならないというのは、耐え難いほど苦痛を感じることなのです。
この特徴を持つ人はある意味サイコパスにとって天敵と呼べる存在かもしれません。
最後に

さて今回はサイコパスが嫌う人の特徴をお話しましたがどうでしたか?
サイコパスからは何を考えているか分からない恐ろしい印象を受けますが、
実は苦手とするものも多い、人間らしい一面もあるのですね。
皆さんもこれらの特徴のどれか1つを身に着ければ、思わぬ防衛手段になるかもしれませんよ。
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