ここ2日ほど話題に上がっている
プラグを抜こう
というハッシュタグをご存知でしょうか?
プラグを抜いて何すんの?節電?
と思われるかもしれませんが、少し調べるとこれは想像以上に危険なミームであることが分かります。
またこれに限らず、コロナ禍が招いた慢性的なストレスなどが影響し、世界各地で明らかに異常な風潮やミームが誕生しております。
今回はそんなコロナ禍が生んだ異常なネットミームを4つほどご紹介致します。
プラグを抜こう

ここ数日で急速に流行しているのがこのプラグを抜こうというハッシュタグと
それに付随する行動です。
ただプラグを抜いて回るなら問題ないじゃん!
と思われるかもしれませんが、この対象は主に冷蔵庫。
それもコロナワクチンが入った保管庫のことを指しています。

要するにこの活動はワクチンを打つ人間を少しでも減らそう、というノーワクチン運動の一環なんです。
ワクチンに関する噂は色々出回っていますし、それを打つか打たないかというのは完全に個人の意志です。
しかしこの運動はワクチンに騙される人を救おうという名目で、ワクチンを破棄せざるを得ない状況に持ち込もうというなんとも独善的な行為になってしまっています。
言論だけなら自由ですがそれが行動に発展し、あまつさえ犯罪に走ってしまう。
非常に悪質なミームというより他ありませんね。
ノーマスク運動

昨年から度々世間を騒がせているこの運動。
読んで字の如くマスクをしない事を推奨する運動ですね。
マスクに関しては確かに炎天下でマスクを強要されたことで、熱中症で倒れる人が続出するなどの事件もあり一概に常に着用することが良いとは言えないかもしれません。
しかしノーマスク運動は「コロナは嘘である」という信条を掲げ、あえてマスクをしない活動でした。

詳しいデータは取りようがないですが、これによりコロナの蔓延を助長し、医療業界を圧迫しているとしたら、本当に考えものですね。
路上飲み

問題にはなっていますが今でも頻繁に行われているのが路上飲み会ですね。
居酒屋がやっていないから路上でお酒を飲む
行動原理としてはわからない事はないですが、これもまたコロナを助長する行為であると捉えられても仕方ないですね。
また単純に道路交通法にも関わる部分であり、世間全体で迷惑行為だと認知されています。
それにも関わらず路上飲みが行われている理由は、社会問題化されたことで逆に一種のネットミームとして認知されるようになってしまったことでしょう。

「路上飲み」という言葉が一般化し、マスコミ等が取り上げたことで逆に面白がって行う人が出てきてしまったわけですね。
ある種社会全体で作り上げてしまったネットミームと言えますね。
カレン

最後は日本ではあまりなじみがないかもしれません。
これはアメリカで「黒人差別」をする人を非難する際に使われるネットミームです。
使われ始めたのは昨年の3月ごろ、ちょうどコロナの暗雲が立ち込め始めていた時ですね。
ちょうど人々にフラストレーションがたまっていた時期でもあったので、そうした背景もこのミームを増長させたのだと思います。
具体的に何があったのかというと、
黒人に罵声を浴びせた女性や、黒人を通報したカップルなどがおり、その人達が「カレン」と呼ばれ大バッシングを受けたのです、

その結果彼女らは職を失うなど立場を追われる結果となり、こうした成果を生んだことでさらにこのミームに火がついていくこととなりました。
しかしなぜ「カレン」と呼ばれているのか、名前の由来は今も分かっていません。
「カレン」という名が黒人差別の代名詞として使われている。
本物のカレンさんという名前の方はいたたまれませんね。
最後に

さて今回はコロナ禍で起きた異常なネットミームについてお話してみましたが、どうでしたでしょうか?
コロナで世界中に影が差し、人々にも不安やストレスが蓄積している。
そうした状況が助長した物なのかもわかりませんが、やはりこうして並べてみても少し奇妙なミームが多いですよね。
流行に乗じるのはよいことですが、人の迷惑にならない範疇で楽しみたいものですね。
コメント