「サイコパス」
精神面で何かしら人との違いを持っているため一般人とは区別されている人々のことを指す言葉です。
精神面で人と違うというのは具体的に言うと
「愛情・罪悪感・共感力」
こうした人間に備わっている感情の機能が著しく欠如しているということであり、サイコパスに該当してしまう人は
・誰かに良くしてもらっても感謝の気持ちがわかない
・人を傷つけたり裏切ることに罪の意識がない
・みんなで喜ぶ、悲しむということができない
こうしたことに悩んでしまうことがあるようです。
しかし彼らは目的のためには手段を選ばないため確実に成果を出せる、人を騙すことにもためらいがないために交渉が上手いなど、優れ能力を持っていることもよく知られています。
今回はそんなサイコパスの特徴について4つほどご紹介してみたいと思います。
あなたが当てはまる特徴はありますか?よかったら自分にも当てはめて考えてみてください。
自己肯定感が強い

最初の特徴は自己肯定感が強いということ。
基本的に能力が高い人が多いため他人よりも自分を信用する傾向が強く、自己肯定感が高くなりがちなのだとか。
そして自己肯定感が強いということは常に自信に満ち溢れていることでもあり、
周りからすればカリスマ性のある魅力的な存在に映る傾向があるようです。
しかし自己肯定感強いことで逆に他人を軽視しがちであり、
それが悪い方向に進んでしまうことで犯罪などを引き起こしてしまう恐れがあるのです。
嘘が上手い

2つ目の特徴として嘘が極めてうまいというものがあります。
息をするように平気でうそをつくことができるし、嘘に合わせて的確な演技をすることもできるので、その嘘を見破られることも少ないのです。
なぜ嘘をつくのが上手いのか、それは前述の通り
人を傷つけることにためらいがないからです。
普通の人ならば嘘をつくことで少なからず罪悪感や罰の悪さを感じてしまいますが、サイコパスの人にはそれがないため簡単に嘘をつくことができるのです。
口がうまい

サイコパスに口達者な人が多いこともまた知られています。
頭の切れがよく他人への過剰な配慮や遠慮をしないため、初対面の相手とすぐに打ち解けることが可能です。
相手の心情を推し測ることが苦手なサイコパスですが、感情を読めずとも相手を意のままにコントロールすることは得意であるため、相手に一緒にいると心地よい人間だと思われることが多いようです。
そのため他者の目からは社交的で良い人間だと思われることが多く、内に秘める残虐性や凶暴さはほとんど表には見えてこないのです。
自己中心的である

最後の特徴は少し重複する部分がありますが、自己中心的であるということです。
強すぎる自己肯定感の結果、自分以外の人間はどうなっても構わないという考えに至ることも多く、ふとした拍子にそれが表に現れると、かなり自己中心的な人物であるように見えてしまうのです。
サイコパス診断の有名な問題で
「葬儀の際に見かけた女性に一目ぼれしたため、殺人事件を引き起こしもう一度葬式を行うことで、その女性に再度会おうとする」
というものがありますが、こちらがまさにサイコパスの自己中心的な性格を表していますね。
最後に

さて今回はサイコパスの人々が持っている特徴を紹介してみましたがどうでしたでしょうか?
優秀ではあるものの人を傷つけることをいとわない
そんなサイコパスの人々が暮らすには人間社会は少し息苦しいのかもしれません。
実際過去にもサイコパスが引き起こした凶悪事件は何件も発生していますし、そんな事件の犯人はサイコキラーと呼ばれるなど、他の殺人鬼とも明らかに区別して考えられているのです。
では具体的に彼らはどんな事件を起こしたのか?
次回はサイコキラーと彼らが起こした事件についてお話いたします。
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