ここ10年ほどで急速に普及したスマートフォン。
日本ではもう所持していない人のほうが少なくなりましたよね。
数年前までは電車に乗ると皆がスマホを弄っているという状況に皮肉を言う人も多かったですが、最近ではそんなことも無くなってきました。
それほどまでに当たり前になってきたスマートフォン。

近年はスマホ依存症という言葉が登場するほどスマホの重要度は増してきましたが、
実はスマホに依存する状況は非常に危険なのです。
では一体何が危険なのか。
今回はスマホ依存症についてと、その恐ろしい弊害をご紹介致します。
スマホ依存症とは

現代人の多くが罹っているとされるこの依存症。
スマホがないと不安に駆られ、ちょっとした空き時間や移動時間など、余暇時間が生まれるとすぐスマホを触ってしまう
という状態のことを、
スマホ依存症と言います。
とはいえ自分が依存症かどうかを判断するのは難しいですよね?
ではここでスマホ依存症テストをしてみましょう
スマホ依存症チェック
①今スマホがすぐ手に取れる場所にある
②1分でもやることがないとスマホを使う
③人の名前などど忘れしてしまったときはスマホで調べる
④時刻表やタイムスケジュールなど記憶すべきことは写真を撮る
⑤常に時間に追われている
⑥行ったことがない場所へ行くときは必ずスマホの地図を使う
⑦調べ物は本ではなくスマホやPCを使う
⑧ 鳴っていないのにスマホの着信音や振動を感じることがある
⑨寝る前、布団の中でスマホを見てしまう
これらの質問で6個以上該当するという方は依存症の可能性が非常に高いため、要注意です!
ではここからはスマホ依存症になることのデメリットについてお話をしていきましょう。
依存症のデメリット①集中力の低下

1つ目のデメリットは集中の低下です。
スマホを長時間使用し続けると、
スマホから与えられる大量の情報を処理するため脳が常に稼働する状態となります。
その状態が続くと脳は次第に疲弊していき、
通常のパフォーマンスを続けられなくなってしまいます。

結果としてそれは集中力の低下を招き、普通ならしないようなミスを連発したり、注意力が散漫になるなど、多くの弊害を招いてしまうのです。
最近つまらないミスが増えたと感じる方、寝る前など無意味にスマホをいじったりしていませんか?
依存症のデメリット②情緒の乱れ

スマホ依存症に陥ると、感情のコントロールが出来なくなり、些細なことでイライラするようになってしまいます。
それスマホと関係ある?
と思われるかもしれませんが、実は大いに関係があるのです。
なぜならスマホ依存症は思考力の低下を引き起こすため。
通常人は
浅く広く考える
深く狭く考える
ぼんやりと考える
という3つの思考プロセスを持っているのですが、スマホ使用時は「浅く広く」考えるという行為ばかり行うことになるため、深く思考する能力が低下してしまうのです。

その結果、状況判断能力や思考力が鈍り直感的な判断しかできなくなるため、感情に振り回され、常に情緒が不安定な状態になってしまうのです。
依存症のデメリット③体調不良

一番ストレートなデメリットとして、スマホ依存症は体調不良を引き起こします。
この理由には先程お話した3つの思考プロセスのうちの
ぼんやり考えるという状態が関係しています。
先程スマホ依存症になると浅く広く考え以外の能力が低下するとお話しましたが、ぼんやり考える能力が低下することも実は非常に危険なのです。

なぜならこの思考プロセスは言わば脳のクールダウンとも言える状態であり、様々な情報を処理しつつ、脳を休ませる意味合いを持っているため。
スマホ依存症により何もしない時間がなくなると、このクールダウンがなくなってしまい
脳が過労状態に陥ってしまいます。
脳の異常は当然身体にも影響を及ぼし、めまいや吐き気、頭痛など様々な体調不良を引き起こすきっかけになってしまうのです。
最後に

今回はスマホ依存症についてお話してみましたが、どうでしたか?
今回の記事を見てこの依存症が怖いと思った方は、今すぐスマホ断ちを実践しましょう!
・・・まぁそう簡単にはいきませんよね。
スマホはもはや我々の生活に欠かせないもの、それを手放すなど考えられません。
ではどうしたら、この依存症を無くすことができるのか。
次回はこの依存症対策に有効な手段
「瞑想」についてお話いたします!
お楽しみに!
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