今回はネットで話題の「無敵の人」
についてお話です。
2ちゃんねるの創設者ひろゆき氏の発言から広まり、凶悪な犯罪などが起きたときによく話題となる「無敵の人」
今回はそんな無敵の人についての説明と、彼らが持つ特徴についてお話致します。
昨今の凶悪犯罪について興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
無敵の人とは

最初に無敵の人という存在についてお話致します。
これは2ちゃんねるの創設者であり、今や大人気ユーチューバーとなったひろゆき氏が自身のブログの中で使用した事から広まりました。
その意味を一言で表すならば、
失う物が何もない人を指す言葉です。
一定の地位や名誉、定職についている人大切な家族や恋人といった人間関係を持っている人。
こうした社会の一員としの役割を持つ人はその立場や人間関係を壊さないために、犯罪やリスキーな行為を避ける必要があります。

しかし無敵の人はこうしたしがらみが何もないために、どんな犯罪や迷惑行為などを犯しても、特に何も失うものがなく、自分には何もデメリットがありません。
自分はノーダメージで社会や周囲に大きなダメージを与えられる、
それ故に彼らは「無敵の人」と呼ばれているのです。
ではここからはより具体的に「無敵の人」の特徴を見ていきましょう。
善悪の判断ができない

無敵の人の特徴の1つに善悪の判断ができないというものがあります。
彼らの周りには自分を大切に思ってくれるような人や、
道を誤った際に正してくれるような人が存在しません。
そのため次第に自分の中の倫理観や正義感といった意識が希薄となり、
自覚がないまま凶悪な犯罪に手を染めるケースがあります。
同調圧力の効果がない

続いての特徴は同調圧力の影響を受けないというもの。
日本人は良くも悪くも強い同調圧力によって成り立っている民族であり、
周りに合わせなくてはならない、という強い強迫観念があるために、集団行動ができています。
しかし「無敵の人」からすれば、同調するような相手が周りにおらず、
周囲に合わせるという必要が全くありません。
そのため同調圧力というものを感じることがなく、周囲と逸脱した行動が取れるようになるのです。
命の重さを認識していない

続いての特徴は命の重さを認識していないという点、
「無敵の人」は基本的に自分さえ良ければそれでいい、というスタンスを持っているため、自分本意な犯罪を侵す傾向が強いという特徴があります。
2019年に発生した京都アニメーションの放火事件などもそうですが、
他人の命を奪う意味を理解していないために、
他人が到底理解できないような動機で凶悪な犯罪を起こしています。
さらに自分の命すら重要視していない傾向もあり、自分の命に危険が及ぶこともどこか他人事のように捉えているのです。
逮捕を恐れない

最後の特徴は逮捕されることに抵抗がないということ。
彼らには守るべき立場も人もいないため、逮捕などがペナルティとなり得ないのです。
一般的に逮捕されることは自分の名誉や経歴を著しく傷つけるだけでなく、自分の周囲の人から犯罪者だと見られ続けるという重大なペナルティを課される罰です。
しかし「無敵の人」はもともと名誉もなければ経歴に対する執着もなく、他人との関係を気にする必要もないため、
逮捕されることはほとんどペナルティになり得ないのです。
場合によっては無料で宿泊地と料理を提供してもらえることがメリットにすらなるかもしれません。
最後に

さて今回は「無敵の人」についてお話しましたがどうでしたか?
失うものがなく、犯罪に手を染めることも社会に迷惑をかけることも厭わない人々。
しがらみが多い我々現代人からすれば、まさに彼らは無敵に見えるかもしれません。
まぁ味方を変えれば彼らは「敵」が「無い」のではなく、味方が「無い」とも言えるので、常に孤独で無敵とは程遠い存在なのかもしれませんが。
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